ブレーキが効かない・異音がする原因と対処方法のまとめ
ブレーキが効かない
ブレーキの効きが悪いと感じた時は、ブレーキオイルや、ブレーキディスクに原因があると考えられます。
ブレーキオイルは経年劣化すると気泡が混入します。気泡はブレーキの効きを悪くする原因です。思うようにブレーキが効かないため非常に危険です。
他にもブレーキキャリパーの汚れが原因の場合があります。いずれもメンテナンス不足であることが主な原因といえるでしょう。
ブレーキから異音や振動がする
異音や振動が、「エンジンをかけた直後に出る」あるいは「毎回ブレーキをかけた時に出る」のいづれかで原因が異なります。
ABSが作動したり、モーニングロック現象と呼ばれるものであれば、特にブレーキに異常はないでしょう。しかし毎回ブレーキ時に異音や振動がする場合は、ブレーキパッドなどに原因があると考えられます。
警告ランプが消えない
ダッシュボードのブレーキ警告灯が点灯したまま消えませんか?警告ランプが消えない原因はいくつかあります。一番の原因は、サイドブレーキを引いたまま戻し忘れているケースです。
サイドブレーキを戻しているのにブレーキ警告灯が点いたままになっている時は、電装系あるいはブレーキオイルやセンサー類に問題があることが考えられます。
ブレーキの修理費用
ブレーキ部品のうち、最も早いサイクルで交換が必要なのはブレーキオイルです。ブレーキオイルは2年毎の交換が推奨されています。
ホイールシリンダーやブレーキキャリパーに問題がある時はOH(オーバーホール)が一般的です。OHは修理費用も高額になる傾向にあります。
部品 | 交換費用 |
---|---|
ブレーキオイル | 5,000円~8,000円 |
ブレーキパッド | 10,000円~15,000円 |
ブレーキシュー | 10,000円~20,000円 |
ホイールシリンダー | 150,000円~30,000円 |
ブレーキキャリパー | 15,000円~60,000円 |
ブレーキ故障は要注意
ブレーキは保安上最も重要な部品です。ブレーキが効かないトラブルは複合的に発生することが多く、例えば「ブレーキオイル+キャリパー」など複雑なケースがあります。
原因が特定できない時は、ディーラーや整備工場で点検を依頼することをお勧めします。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
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