ブレーキを踏んだ時に振動が起きる2つの原因と対処法
ブレーキを踏んだ時に「ブルブル」や「カクカク」と振動するときは、ブレーキシステムの不具合が考えられます。
ブレーキが振動する現象はブレーキジャッターと呼ばれていますが、普通の速度で丁寧にブレーキを使えば特に問題は起こりません。
峠を攻めたり高速走行など過度にブレーキを使ったときに起きやすいですね。
ブレーキを踏んだ時に振動が起きる原因と対処法をご紹介します。
原因1.ブレーキローターの歪み
出典:http://www.advicsaftermarket.co.jp/
ブレーキが振動する原因で最も多いのが、ブレーキロータに歪みや波打ちが起きていることです。
ブレーキロータが歪む理由は大きくわけて2つあり、「熱による変形」と「錆」の2つが代表的な例です。
ローターはブレーキパッドを挟むことで制動力を得ていますが、その摩擦熱で非常に高温になります。
ローターはもともと熱の膨張を考慮されて設計されていますが、高速走行時や峠道などで酷なブレーキングを行うと不均一に膨張してしまうことがあります。
ブレーキロータに錆が付いている場合も均一に錆びることはなく部分的に錆びます。そのためロータの厚みに不均一さがでてしまうのです。
不均一の厚みは数十ミクロンほどです。ロータの歪みは整備工場などで研磨してもらうことで解消します。
費用は1,5万円~2万円程度。ただし、ロータの厚みが足りない場合は新品の交換が必要になります。
原因2.ブレーキパッドの片減り
ブレーキシステムは、ディスクロータをブレーキパッドが挟むことで制動力を得ています。4つあるブレーキが均等にかかるため、ブレーキパッドの減り方も本来は均等になるものですが、片減りすることがあります。
それだけに片減りをすると、走行時にハンドルや足に振動を感じることがあります。
片減りする原因で最も多いのが、ブレーキキャリパー内のピストンの不具合です。主にスライドピンが汚れや劣化、錆によって固着することが原因です。
固着を事前に予防するには定期的にスライドピンにグリス散布を施す必要がありますが、価格競争もあり車検時でも行わない整備工場が増えているのも事実です。
ブレーキキャリパーが固着など不具合が起きたときはオーバーホールが必要になります。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。
中古車は年式が1日でも低ければ低いほど査定に有利な傾向があります。少しでも「売りろうかな…」とおもったら、無料の一括査定の申込みも視野に入れましょう。
もし満足のいく査定額でなくても無理して売る必要はありませんしね。何より無料なので試してみる価値があります。
車を高く売る方法は「一番高く売れるお店を探す」に尽きます。
買取店によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも平均で13万円以上の差がでると言われています。
ただ正直なところ、一括査定は手間がかかるので、全ての人にお勧めはできません。時間は有意義ですからね。
私が愛車の日産ティーダを一括査定で売却したときは、ネット申込~売却まで3時間かかりました。
手間はかかりましたが、査定額が最も安いお店と比べて15万円高く売れました。
3時間で15万円を儲けたので、時給換算だと5万円。手間をかけた価値は十分あったと思います。
高く売るならまずはネット申込みから。
一括査定は、約1分の入力で数社の一括査定を無料で申し込むことができます。
複数社から営業電話が来るのがイヤ?
そんな方は話題の「ユーカーパック」がオススメ
車を高く売るには、一括査定が最もオススメです。
ただ申込後から出張査定のスケジュールを調整し、立会い⇒交渉する手間がかかります。
それに
・営業電話がたくさん来るのが嫌
・何社にも個人情報が流れるのが嫌
と、不安な方も多いですよね。
ユーカーパックは複数社の査定交渉も一手に引受けてくれるので、営業電話は無く、個人情報も拡散せず安心して利用できます。
ただし、全て丸投げ代行で楽な分、一括査定より高く売れません。
それでもディーラーへ下取りするより確実に高値で売ることができます。