サイドブレーキの警告ランプが消えない5つの原因と対処方法
ブレーキ警告灯が点灯したまま消えない原因はいくつかあります。一番よくあるのがサイドブレーキ(ハンドブレーキ)の解除を忘れているケースです。
サイドブレーキを戻しているのにブレーキ警告灯が点いたままになっている時は、電装系の故障あるいはブレーキオイル(フルード)に問題があるかもしれません。
ブレーキ警告灯が点灯する原因と対処方法をご紹介します。
ブレーキ警告灯が点灯する理由
- サイドブレーキの戻し忘れ
- ブレーキオイルの不足
- センサーの故障
- ABSの不具合
- ブレーキアシスト装置の故障
ブレーキ警告灯が点灯して消えない理由は主にこの5つが考えられます。
走行時に警告灯がついた場合、最悪ブレーキが効かなくなる可能性があり大変危険です。すみやかに停車し原因を特定することが大切です。
サイドブレーキの戻し忘れ
戻し忘れは特に運転初心者や女性の方に多いミスです。数キロ程度サイドブレーキを引いたまま走行しても特に問題はありませんが、10キロを超えるとブレーキオイルが高温になり沸騰してしまうことがあります。
ブレーキオイルが沸騰すると蒸気で気泡ができてしまい、これが原因でブレーキを踏んでもブレーキが効かないトラブルが発生します。
ブレーキパーツの温度が高くなると金属の焦げた臭いがします。臭いに気が付いたら、まずサイドブレーキが引いたままではないか早めの確認が重要です。
ブレーキオイルの不足
ブレーキはブレーキオイルの油圧を利用し制御されています。何らかの原因でブレーキオイルの量が減った場合、十分な制御ができなくなるために危険な状態になってしまいます。
そのため、ブレーキオイルの残量を計測するセンサーがリザーバータンクのキャップに付いているのです。
ブレーキオイルのリザーバータンクの目盛りを見て明らかにオイルが足りない場合は早急に補充する必要があります。
ただし、ブレーキオイルそのものは通常、消費されるタイプのオイルではないため減りが激しいときは別の原因も考えられます。
1.ブレーキパッドの摩耗
オイルが減る原因で最も多いのがブレーキパッドの摩耗です。近年の車はブレーキパッドが摩耗し減ると、制動力を一定に保つために自動で位置を調整します。
減った分だけ前にでるので、その分ブレーキオイルも引き寄せられることで残量が減ってしまうのです。
なお、ブレーキパッドの摩耗し限界に達するとキーキーと音が鳴るので早めに交換しましょう。
2.ブレーキホースなどの破損
ブレーキホースやパイプが経年劣化することで亀裂や破損し漏れ出すことがあります。
特に雪国など寒冷地で破損が多くみられますが、オイル漏れはブレーキの制動の低下に直結しますので注意が必要です。
なお、ブレーキは2系統あるのが一般的なので、1か所が漏れて制御が低下したとしてもまったくブレーキが効かない事態になることはありません。
それでも1系統が制御効かない状態だと制御が半減することを意味しますので早急に修理が必要になります。
センサーの故障
リサーバータンクのキャップにブレーキオイルの残量を計測するセンサーが通っています。
オイルの残量が減るとセンサー周りの水面が低下し電流が流れてブレーキ警告灯が点灯する仕組みになっています。
このセンサーは車種によって壊れやすいケースもあるようです。ブレーキオイルの残量が正常なのにブレーキラ警告灯が消えない場合はセンサーの故障している可能性が高いでしょう。
ABSの不具合
ABSが故障した場合、「ABS警告灯」が点灯しますが、その時にブレーキ警告灯も同時に点くことがあります。
なお、ABS警告灯が点いたときは、故障のコード番号が電子制御ユニット(ECU)に記憶されます。
コードの解読はディーラーや修理工場でしかわかりませんので確認を取る必要があります。確認ができた時点で修理が必要な個所が判明します。
ブレーキアシスト装置の故障
ブレーキアシスト装置は、急ブレーキなど強い力でブレーキを踏む必要があるときに自動で倍力する装置です。
ブレーキペダルを踏む力は電子制御ユニット(ECU)へ伝えられ、倍力やABSの作動などをコントロールしています。
ブレーキアシスト装置の故障は事例があまり多くありませんが、故障した場合ブレーキの効きがコントロールできないためにブレーキ警告灯が点くことが考えられます。
故障はABSと同様に、コード番号が電子制御ユニット(ECU)に記憶されます。ディーラーや修理工場でコードの解読をしてもらいましょう。
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