車のボディ凹みにブリッジ型引っ張り工具でリペアした感想

先日、妻が愛車のトヨタ・ノア（70系）のバッグドアを打つけてしまい・・・ドアが凹んでしまいました。

傷もそうですが、バックドア自体が変形しているようで、ドアの開閉がスムーズではありません。

どの角度から見ても明らかに凹んでいるボディ。見た目も痛いですが、精神的にも痛いです（笑）

そこで修理したいと思い板金屋へ見積もりを取ったところ、ドアの交換が必要のようで交換した場合、工賃込みで12万円ほどとのこと。

凹んだまま走り続けるのは恥ずかしい。・・・でも修理の出費が痛い。。

悶々と悩んでいましたが・・・どうにか自分でリペアできないか調べたところ、ありましたリペアグッズ。

早速、試して見ましたのでレビューします。

車の凹み直しブリッジ型引っ張り工具

Yoohe デントリペアツール バキュームリフター 凹み直し ブリッジ型引っ張り工具 DIY修理工具

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これがAmazonで2,400円ほどで売っていて評価もそこそこだったので試しに購入してみました。

似たようなリペアキットが何種類かあるので悩みましたが、価格的にも安かった（近所のホームセンターで5,000円だった）のでこちらの商品にしました。

早速リペア開始

今回のリペアでは丸半日を費やしました。あまりに真剣に作業していたためリペア中の写真を撮るのを忘れてしまいましたので・・・メーカーの修理画像を引用させていただきます（笑）

＜画像引用：Yoohe（ブリッジ型引っ張り工具）＞

この工具は、凹んでいる箇所にタブを接着し、引っ張って凹みを引き出す原理です。

接着したタブを引き出しバー中央の穴に差し込み、タブの両端のネジを回転させ、引き出しバーを徐々に引き上げていきます。

平らになったとき、タブがスティックボンドから剥がれ「ポン」と取れます。

実際にリペアした感想

期待以上の仕上がりではなかった

おそらく損傷の度合いによるものと思いますが、今回の凹み具合では完璧に直ったとは言い難いです。

50％くらい修復できたかな、というところです。おそらく継続してリペアすればもう少し綺麗に直せるかもしれませんが、諦めてしまいました。

グルーを剥がすのが大変

作業を諦めた最大の理由はこれです。作業後はタブからグルーが剥がれてボディに接着が残ります。これを都度剥がさなくてはいけないのですが・・・・めちゃくちゃ大変です。。。

素手では剥がせないほど強力なので、アルコール性のシール剥がしを使用して除去するのですが、簡単に取れません。

１箇所のグルーを除去するのに10分〜20分はかかったでしょうか。他の作業は簡単でスムーズなのですが、この作業が大変すぎて最後の方は握力もなくなってしまいました。

綺麗に直すなら板金・交換修理したほうが良い

ボディの凹み程度にもよると思いますが、今回の破損具合では満足のいく結果ではありませんでした。

作業的にも決して楽ではありませんし。。修復のクオリティを求めるなら鈑金・交換をしたほうが納得のいく結果になると思います。

あと今回修理して思ったのすが、車自体、簡単に凹み易すぎですよね。ボディを柔らかくすることで事故時の衝撃を吸収しやすくするモノコック式が日本車の標準ですが。。。

ちょっとぶつけただけで修理費が１０万円かかるなんて、なんだかなーて思いますね。

若者の車離れが進んでいますが、「こんなにコスパが悪いなら乗りたくない！」と敬遠してしまう理由になる気がしてなりません。

ただ、一番良いのは「凹んでも周りの目を気にしない精神力をつける」ことでしょうか。自分さえ見栄を張らなかったら修理費は０円ですので。（笑）

修理費が高い場合は乗り換えも検討する

年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。

修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。

中古車は年式が1日でも低ければ低いほど査定に有利な傾向があります。少しでも「売りろうかな…」とおもったら、無料の一括査定の申込みも視野に入れましょう。

もし満足のいく査定額でなくても無理して売る必要はありませんしね。何より無料なので試してみる価値があります。