タイヤの溝が1.6mm未満だと買取査定でマイナス評価になる
車のタイヤの溝は新品で7mm~8mmあります。交換の目安としてスリップサインが出てきたタイミングといわれており、その時の溝は1,6mmほどになります。1,6mm未満は、査定でもマイナス評価となります。
スリップサインが出たまま走ると法律違反
タイヤに溝がある一番理由は、安全に走行するためです。
特に路面が濡れている場合、タイヤと路面の間に水があるためスリップしやすい状況が発生します。タイヤの溝は、水をかき出し、タイヤが路面に触れるようにする役目をしています。
タイヤの溝が減ってくると、水をかき出す能力が低下し、安全でなくなってしまいます。
タイヤメーカーによると、4mm~5mmの溝の深さが残っていれば、新品と同様の性能を保つことができるようです。下回った場合、極端に性能が低下してしまいます。
法令で最低限の溝の深さとして1,6mm以上と定められています。そのため、1,6mm未満のタイヤは法令違反となります。
タイヤの溝が減る目安は5,000kmで1mm
走行状況やタイヤの性能に左右されますが、おおよそ5,000kmで約1mmの溝が減ります。
新品のタイヤが7mm~8mmの溝があるので、走行距離でいうと、27,000km~32,000kmで交換の目安になります。
ただし、あくまでタイヤの溝が1,6mmまで走行した場合の目安ですので、より短い走行距離で交換したほうが良いと言えます。
車の買取査定では溝が1,6mm未満でマイナス査定
タイヤの溝が1.6mm未満の場合、安全面と法令違反になることから交換の義務が発生します。中古車として転売する際にタイヤを交換する必要があるため、買取査定においてもマイナス査定となります。
インチ | 1.6mm未満 | 1.6mm~5mm未満 |
---|---|---|
19以上 | 35 | 0 |
18 | 30 | 0 |
17 | 25 | 0 |
16 | 17 | 0 |
15 | 13 | 0 |
14 | 10 | 0 |
13以下 | 9 | 0 |
上の表のとおり、タイヤのインチサイズによって査定評価が異なります。なお、35や30の数字は査定における点数です。1点につきマイナス約1,000円となります。
タイヤは1本ずつ査定されるので、例えば19インチのタイヤ4本とも溝が1,6mm未満であれば、ー140,000円(35,000円×4本)となります。
1,6mm~5mm未満の溝は、タイヤのインチサイズに関係なく査定は0円となります。
買取査定の前にタイヤを交換したほうがお得か?
タイヤの溝が5mm以上残っていると、プラス査定になります。
インチ | 加点 |
---|---|
19以上 | 8 |
18 | 7 |
17 | 6 |
16 | 5 |
15 | 4 |
14 | 3 |
13以下 | 2 |
プラス査定になりますが、上の表を見てわかる通りそれほど評価が高いとは言えません。
例えば、19インチのタイヤ4本が5mmだった場合、プラス32,000円(8点×4本×1,000円)となります。
査定評価を上げるために新品に交換をすると、かえって損をしてしまう結果になります。買取査定では、ありのままの姿で査定を申し込むことが得策といえます。
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