リアガラスの傷やフィルム貼りが汚いとマイナス査定になる

「飛び石などでフロントガラスにヒビが入るとマイナス査定になる」では、フロントガラスがマイナス査定になる条件をご紹介しました。

この章ではフロントガラス以外の、リアガラスやドアガラスに傷やフィルムが貼りつけらている場合の査定評価についてご紹介します。

修復か交換が必要な状態かで査定評価が異なる

修復が必要な状態

汚くカーフィルム（スモーク）が貼っている場合、文字がかかれている場合、小さな傷がある場合は、修復が必要になります。一律10点（約10,000円）のマイナス査定になります。

カーフィルムは、きれいに貼ってある場合は減点の対象になりませんが、プラス査定になることもありません。査定する段階で、あきらかに貼り方が汚いと思えば、はがしたほうが10点の減点を回避できますので得策です。

交換が必要な状態

亀裂やカードサイズ以上の傷がある場合は、ガラスの交換が必要になります。ガラスの箇所とカラーの有り無しで評価は異なりますが、60点（約60,000円）～10点（約10,000円）のマイナス査定になります。

修復や交換をしないで査定に出そう

リアガラスやドアガラスなど、500円玉で隠すことのできる破損は、溶剤を浸透させることで補修が可能です。破損の程度によりますが、ウインドリペアの業者に依頼するとおよそ1万円～2万円前後の修理費が相場です。

修復をしないで査定に出した場合は、10点（約10,000円）の減点で済みますので、修理しないで査定にだしたほうがかえって費用がかからずに済みます。

交換する場合は、ガラスの箇所と熱線入りか無しかで値段が異なりなります。また、ガラスが純正品か、ガラスメーカーから取り寄せかで値段に差が生じますが、工賃込みで5万円～10万円程度が相場になります。

交換しないで査定に出したとしても、高くて60点（約60,000円）のマイナス査定で済みます。

修復や交換を自分で行えば、その分マイナス査定を避けることはできますが、無駄な出費がかさむことになります。車を売るときは、無理に修理や交換を行わないで、現状のまま出した方が得策といえます。

⇒車の買取査定でマイナス評価される項目リスト

⇒車の買取査定でプラス評価される項目リスト