輸入車のハンドルが右か左かで買取査定の評価が分かれる
一昔前で国内で販売される輸入車は左ハンドルが主流でした。
しかし現在では、新車販売の80%~90%が右ハンドル仕様となっています。
左ハンドルの輸入車を探すことが難しい時代となりました。
「輸入車は左ハンドル」の概念は過去の話
輸入車の新車販売において右ハンドルの需要が多い理由は、何といっても日本の交通事情があげられます。
左車線を走行するのに、右ハンドルの車が運転しやすいからです。
また、パーキングや高速道路の精算も右ハンドル限定仕様になっていることが多いので、日々の生活で不便な点も理由のひとつですね。
ただし、左ハンドル車は左ハンドルを想定し設計されています。運転席周りの操作性も、左ハンドルを想定した人間工学に基づいて設計されています。
そのため、右ハンドル仕様だと操作性の面において若干の違和感を感じるでしょう。
右ハンドル仕様は、フォルクスワーゲンやメルセデスベンツなどの一般的な輸入車だけではありません。
フェラーリやポルシェ、ランボルギーニなどのスーパーカーでさえも右ハンドルが採用されつつあります。
どのようなタイプの輸入車でも、車内の操作性より道路事情を優先する傾向にあるようですね。
輸入車は左ハンドルという概念は、すでに過去の産物といえるでしょう。
右ハンドルは国内市場で評価される
右ハンドルを採用してる先進国は日本とイギリスのみで、欧米諸国のほとんどが左ハンドルを採用しています。
右ハンドル仕様は世界的にみてガラパゴス仕様とも言えますが、日本国内であれば需要が高くあります。
ただし、日本では輸入車の下取り価格が低くなる傾向にあります。
また、海外では走行距離が10万kmを超えても車の価値はそれほど影響はありませんが、日本では走行距離が多いと査定評価が大幅に低くなります。
走行距離の目安は1年につき1万kmが標準的な目安となります。目安より走行距離が多い場合は査定に影響することになります。
左ハンドルは海外市場で評価される
左ハンドルの車は、仮に走行距離が多い車であったとしても、海外市場で高く評価されます。
ただし、海外市場では国内と比べて評価されるポイントが異なります。
例えば、日本では車の色は白や黒が人気ですが、海外では人気がありません。
また、日本ではオートマチックが主流ですが、海外ではマニュアルが評価される国が多く存在します。
海外市場は途上国であることが多く、気候が熱い国も多くあります。それら諸国ではサンルーフの装備が喜ばれるため評価される傾向にあります。
右ハンドルは海外市場で評価されません。しかし左ハンドルであれば、例え国内で評価されない10万kmの走行距離であったとしても高く評価されることでしょう。
左ハンドルの資産価値は、国内需要にとどまらず、世界市場に門戸が開いていることだと言えます。
輸入車を高く売る方法
国内では輸入車の販売網や整備環境が整っていないこともあり、国産車と比べて査定評価が低くなる傾向にあります。
ただし、輸入車を専門に取り扱う会社や、販路を海外に持つ買取会社は、輸入車の価値を正確に見極める眼があります。
輸入車を高く売る方法はまさしく「高く評価をしてくれる買取会社」を見つけることにあります。
ではどのようにして高く評価してくれる買取会社を見つけるのか?
一番簡単な方法は、複数の買取会社へ査定見積りを依頼することです。
多くの査定見積りを集めることで、どの買取会社が高い評価を付けるかを比較し見つけることができます。
比較をした後は、一番高く見積もりを付けた買取会社に売るだけです。
この方法が一番シンプルで、最も高い査定額で売ることができる方法と言えるでしょう。
車を高く売る方法は「一番高く売れるお店を探す」に尽きます。
買取店によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも平均で13万円以上の差がでると言われています。
ただ正直なところ、一括査定は手間がかかるので、全ての人にお勧めはできません。時間は有意義ですからね。
私が愛車の日産ティーダを一括査定で売却したときは、ネット申込~売却完了まで3時間かかりました。
手間はかかりましたが、査定額が最も安いお店と比べて15万円高く売れました。
3時間で15万円を儲けたので、時給換算だと5万円。手間をかけた価値は十分あったと思います。
高く売るならまずはネット申込みから。
一括査定は、約1分の入力で数社の一括査定を無料で申し込むことができます。
複数社から営業電話が来るのがイヤ?
そんな方は話題の「ユーカーパック」がオススメ
車を高く売るには、一括査定が最もオススメです。
ただ申込後から出張査定のスケジュールを調整し、立会い⇒交渉する手間がかかります。
それに
・営業電話がたくさん来るのが嫌
・何社にも個人情報が流れるのが嫌
と、不安な方も多いですよね。
ユーカーパックは複数社の査定交渉も一手に引受けてくれるので、営業電話は無く、個人情報も拡散せず安心して利用できます。
ただし、全て丸投げ代行で楽な分、一括査定より高く売れません。
それでもディーラーへ下取りするより確実に高値で売ることができます。