スパークプラグの交換時期は5万km~10万km。工賃込み1,000円で交換
スパークプラグは、ガソリンの混合気に点火し爆発をうながす部品です。
ガソリンはそもそも着火しずらい性質なので、スパークプラグを用いて火花を発生させ着火する仕組みです。
一昔前のスパークプラグは、すぐに磨耗するため2万km毎に交換する必要がありました。
近年は性能が進化しているので5万km〜10万km毎の交換で大丈夫です。
スパークプラグの交換時期
スパークプラグは、標準的な「ノーマルプラグ」と「白金プラグ」、「イリジウムプラグ」の3種類あります。
メーカーが推奨するそれぞれのプラグの交換時期は次の通りです。
ノーマルプラグ | 白金プラグ | イリジウムプラグ |
1.5万km~2万km | 10万km | 10万km |
ノーマルプラグは2万kmで交換とメーカーは推奨していますが、5万kmまでは使えるケースが多いですね。
白金プラグとイリジウムプラグは高価な分、耐久性があるのでノーマルプラグの5倍は長持ちします。
父親がプラグを頻繁に交換したがる理由
60代の団塊世代は、まめにプラグを交換するイメージがありますね。
20年くらい前のプラグは性能がそれほど良くなかったこともあり、すぐに黒ずんでエンジン性能が悪くなったことが起因しています。
耐久性のある近年のプラグは火花で黒ずむことがあっても、芯が減りにくいため性能的には体験として劣る印象はないでしょう。
なので2年に1回の車検時にプラグを見てもらい、芯が減っているようだと交換するくらいで問題ありません。
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スパークプラグが劣化すると起きる症状
スパークプラグが消耗すると、主に次の症状が出ます。
- 加速が悪い
- エンジンの回転数が不安定
- 燃費が悪くなってきた
スパークプラグは必要なタイミングで適宜着火しています。摩耗により着火されないとエンジン性能に直結するため、理想の駆動力を得られなかったり、エンジンそのものが安定して動かない事態になります。
ただしプラグはゆっくり時間をかけて摩耗するので、今日明日でいきなり悪くなることはありません。
徐々に摩耗するのでエンジン性能の変化を体感できない方がほとんどでしょう。性能は落ちますが、重大な故障に繋がるわけではないので、車検時などにチェックしたので十分まにあうでしょう。
スパークプラグは1本200円程度
ノーマルプラグは1本200円程度で購入することができます。白金プラグやイリジウムプラグは1本2,000円程度です。
整備工場やカーショップへ依頼すると工賃は500円くらいなので、1000円~3,000円程度で交換できると考えておきましょう。
最近のプラグは性能が良いので頻繁に交換する必要はありませんが、5万km程度を目安に交換すると良いかもしれませんね。
若干ですが燃費の向上も期待できるので経済的と言えるでしょう。
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