値崩れしない車と値崩れする車とは?
走行距離や車体の色、社内の臭いなどによって、中古車としての相場(価値)が違ってきます。中古車の相場は毎月更新されており、毎月価値が下がっていくのは事実です。
走行距離も5万キロ未満など、短ければ短いほど高い査定評価になりますし、そういった意味で年式の新しい車は査定に有利になります。中古車は、年式、走行距離が浅ければ浅いほど売るのに最適です。
今、人気のある車種が将来も人気があるとは限らない
では車種はといいますと、当然人気車種が需要が多いため査定価格も高くなりますが、ここで気を付けなければいけないことがあります。
今現在、人気があるからと言って、将来中古車として人気があるかどうかは断言できないということです。人気の無い車は需要が無いので、当然査定価格も安くなってしまいます。ではどんな車種が人気がある傾向にあるでしょうか?
値崩れしやすい車
購入した当時は人気があった車種で突然、経過し人気が無くなる車種があります。このケースにおいて、大幅に査定が低くなってしまいます。突然人気が無くなる理由として3つあります。
1.フルモデルチェンジ前後の車種
車市場においては「最新機種」に大きなニーズがあり、フルモデルチェンジ前の車は最新ではないため「古いバージョン」の位置づけになってしまいます。
大人気車種は生産量が多いため、フルモデルチェンジのタイミングで乗り換える人が多くでます。そのため中古車の売り手市場に同車種の車が多くなり、かつ需要もすくないため必然的に査定価格は安くなってしまいます。
2.生産終了となってしまった車種
例えばトヨタのクラウンやカローラといった人気車種は、○代目と呼ばれるオーナーがいるように永年して同じ車種の車を乗り継ぐファンがいます。
ファンがいる車は値崩れはしませんが、生産終了となると「過去の車」となってしまうため需要が大幅に減ってしまいます。生産終了にならなければ査定も高く評価されたとしても、残念ながらこのケースにおいては大幅に下がることになります。
ただし例外があり、例えばトヨタのAE-86(ハチロク)といったケースでは、生産終了後に漫画の主人公が乗っていたことが評判を呼び、30年以上まえの車で走行距離も20万キロオーバーしていても程度によっては200万円の価値がつくケースもあります。
3.輸入車
輸入車を新車で購入したケースにおいていえることですが、輸入車は購入時から2~3年で大幅に値崩れする傾向にあり、購入した直後から半値になってしまうケースもあります。
日本での輸入車販売は、修理やクレーム対応などの固定費が国産車よりも多くかかるリスクがあり販売価格が高く設定されているためです。
建前上はそういう理由ですが、フォルクスワーゲンやBMW,ベンツなどの「高級車」のイメージがある車種は、「安いと売れない」という理由でもともと高く設定していることが一番の原因といえます。つまり新車価格以上の価値がないため、中古車市場で適正な価格(半値)になっているのが実情です。
値崩れしない車
値崩れしない車種とは「人気のある車種」であると言えます。人気のある車とは具体的にどんな車なのでしょうか。掘り下げてご説明します。
値崩れしない車の条件
一般人が購入しやすい価格帯で、維持費が安く多目的に利用できる車
例えば以下の車種になります。特に軽自動車は値崩れしづらい傾向にあります。
- スズキ・ワゴンR
- ダイハツ・ミラ
- トヨタ・ヴィッツ
- トヨタ・カローラ
- 日産・セレナり
- ホンダ・ステップワゴン
同じ年式で乗用車(パッソ)とワゴンRをそれぞれ105万円と103万円で購入した場合、5年後の査定はそれぞれ17万円、57万円となるケースがあるように、軽自動車の需要は底が固いため査定が高くなります。
理由として軽自動車の燃費性能の良さと、自動車税や高速料金などの割安さから見た維持費の魅力があげられます。
- メーカー一押しの主力車種
メーカーの主力車種は、メーカーが売上を伸ばすために開発に力を入れているため、故障が少なく、総じて燃費性能など車の性能が優れています。
また、必然的に人気車種となり生産量が増えるため、関連パーツが豊富にあり故障などのサポートが充実しています。このような車は「人気のある車種」となり、値崩れしずらい傾向にあります。
値崩れを気にしていては楽しい車ライフは送れない!
上述のように車を選ぶ際に、将来的に売ることを見越して値崩れしない車種を選ぶことは資産運用の観点からしてとても重要だと言えます。
しかし、だからと言って自分が好きでない車種を購入し、気に入らない車の色を選ぶことになっては、本当に楽しい車ライフを送ることはできるでしょうか?
車を購入すると、少なくとも数年は乗り続けることになるため、遊び心をもって付き合うことが大切ではないでしょうか。
趣味が査定を合わず査定に影響したとしても、満足いく車の仕様を選択することは、長い目で見てもメリットは多いかとおもいます。
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