車の査定はどのような仕組みになっているか?
あなたの愛車を売りたいと思ったとき、査定士による査定で、愛車の価値(価格)を決めることが最初のステップになります。
車種や年式などである程度の相場の買取価格をつかむことはできますが、車によって傷・ヘコミや臭いなどがあったり無かったりします。
査定士とは?
一般財団法人日本自動車査定協会が実施する「査定の専門家」が査定士です。査定士になるには技能検定試験に合格したうえで、資格をえることができます。査定士が査定することで中古車の公平な価格を決定しています。
査定では”車種”というモノサシを使う
愛車がどれくらい の価値があるかを測定するために、まず同じ車種の相場を査定士は確認し愛車と比較するモノサシ(査定基準価格)にします。モノサシとなる車の基準は以下の8つです。
- 車体、内装が無傷である
- エンジンと足回りに故障がない
- 車検が3か月以上残っている
- 修理歴や改造、臭いがないこと
- タイヤの溝がスリップサイン以上残っている
- 走行距離は標準
モノサシを基準に買取専門会社が独自の価格を用意
買取専門社会が査定を行う際、上述のモノサシを基準として、各社で独自の価格(基本価格)を設定しています。モノサシの価格は買取業者の価格で全国一律ですが、基本価格は各社で大きくことなります。
買取した車はオークションなどに出品され転売されることになりますが、そのために必要な整備の費用や転売までに必要な諸経費など必要になります。それらを見越して算出されるのが基本価格になります。
基本価格は大手だから資本力もあり有利かと思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。車種により売るのが得意不得意があり、得意な場合、諸経費を低く抑えられるために査定価格が良い傾向にあります。買取会社の得意分野の見極めがポイントになります。
いざ査定開始!
モノサシをもとに買取専門会社が独自の価格(標準価格)を参考に、実際の車体を査定士がチェックして価格を決定します。チェックは上述のモノサシの項目と同様に、比較して良いか、悪いかを見て点数をつけます。
車を高く売る方法は「一番高く売れるお店を探す」に尽きます。
買取店によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも平均で13万円以上の差がでると言われています。
ただ正直なところ、一括査定は手間がかかるので、全ての人にお勧めはできません。時間は有意義ですからね。
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