車のエアコン(冷房)が効かない!故障の原因べスト6
暑い日に、さあ車のエアコンをつけようとスイッチを入れると、全然風が冷たくない…そんな経験はありませんか?
暑いときにエアコンが効かないのは酷な状態ですよね。
エアコンが効かない定番の原因と修理方法をご紹介します。
原因1.エバポレーター・フィルターの汚れ
出典:DENSO
エアコンの風が弱いと感じる最も多い原因が、「エバポレーター・フィルターの汚れ」です。
エバポレーターとは、冷却用の熱転換装置です。エアコンガスを減圧することで蒸発を促し、蒸発による気化熱を利用して冷却をしています。
フエアコンフィルターは、グローボックス(助手席の前)を取り外すと入っています。メーカーでは1年に一度の交換を推奨している車種が多くあります。
これら装置にホコリやチリが付着するとエアコンの機能が低下してしまいます。
エバポレーター・フィルターが汚れについて詳しくは、「車のエアコンの「風量が弱い」原因と修理方法」をご参照ください。
原因2.エアコンガスの漏れ
エアコン内部は気密性があり、エアコンガスが漏れることがありませんが、亀裂がある場合に漏れ出し不足することがあります。
エアコンガスが不足している場合は、エアコンガスを補充することで一時的に解決しますが、1~2年で抜け出してしまう可能性があります。
エアコンガスの補充は3,000円~5,000円程度です。
もし漏れている個所を修理する場合、漏れている個所にもよりますが、工賃込みで10万円程度かかる可能性があります。
原因3.サーモスタットの故障
サーモスタットは、冷却水の温度を一定に保つための装置です。
冷却水はエンジンのオーバーヒートやクールヒートを防ぐ役割もありますが、エアコンの効きにも一躍買っています。
サーモスタットが故障すると、冷却水を一定に保てないために、特に暖房の効きが悪くなり適性の温度がでなくなってしまいます。
エアコンの効きが悪いを感じるのは初期の段階です。
サーモスタットの故障によりオーバーヒートなどを発症すると、修理費が高くなる場合があるので注意が必要です。
サーモスタットの故障は、新品と交換することで解決します。
新品の交換はおよそ7,000円~10,000円程度になります。
原因4.冷却水の減少・漏れ
冷却水は高温になるエンジンがオーバーヒートするのを防ぐために冷却する機能をはたしています。車のエアコンの暖房は、この温められた冷却水の熱を利用しています。
暖房が効かない時は、冷却水が不足していることが考えられます。冷却水の交換時期は、通常約2年とされています。適度に量が足りているかチェックしましょう。
もし冷却水の減るスピードが早いと感じされる場合は、冷却水が配管の亀裂などから漏れている可能性があります。
冷却水が不足すると、エンジンが高温になりすぎてオーバーヒートしてしまいます。早急に対処する必要があります。
冷却水について詳しくは「エンジンルームの甘い香りは冷却水の漏れが原因」をあわせてご参照ください。
原因5.コンプレッサー故障
出典:リビルト屋
車のエアコンは、液体の冷媒が配管を通りエアコンシステム内を循環しています。
この冷媒が気化と液化を繰り返すことで熱を奪うことができ、エアコンが効いている状態を保つことができます。
コンプレッサーは冷媒を液化するために圧縮する機能を果たしています。
コンプレッサーが故障した場合、圧縮できないためにエアコンが効かない状態になります。
エアコンをONにしたときに、「ギギギギ」という異音がエンジンルームから聞こえる場合は、コンプレッサーの故障が考えられます。
コンプレッサーの故障した場合は、5万円~10万円程度の修理費がかかります。
原因6.電気系統の故障
「日産ティーダのエアコン」でも一例をご紹介しておりますが、車種特有の不具合で電気系統に異常がある場合があります。
電気系統が故障すると、エアコンのスイッチが入らなかったり、風が全く出てこないなどの症状があります。
電気系統の故障は電装屋が修理を取り行っています。
ディーラーに持ち込んでも修理はできません。ディーラーで引き受けはしますが、外部の電装屋に外注依頼する流れになっています。
エアコンの故障はいろいろ考えられる
上記紹介した故障以外にも、車のエアコン内の部品やシステムがたくさん存在するため、一概に原因を特定することが難しい場合があります。
自分でチェックしてわからない時は、ディーラーや整備工場で点検を依頼しましょう。
暑いときにエアコンが効かないのは酷な状態ですよね。
エアコンが効かない定番の原因と修理方法をご紹介します。
※エアコンの風が弱い・出ない場合はこちらを参照ください。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。
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