ハンドルを切ってないのに勝手に曲がる!車のトラブルの原因と対処方法
タイヤ空気圧の不均衡
ハンドルを切っていないのに曲がる最も多い原因は、左右のタイヤの空気圧が均等で無いことです。
タイヤの空気圧はパンクしていなくても自然と抜けます。
一般的な乗用車であれば、1か月あたり5%~10%(10kPa~20kPa)の空気圧が自然に抜けると言われており、知らないうちに空気圧が不均等になってしまうのです。
空気圧が低いまま走行するとハンドルが勝手に曲がるだけでなく、タイヤが編摩耗したり発熱により破損してしまうことがあるので注意が必要です。
空気圧のチェックはこまめに行い補充することが大切です。理想は月に1回チェックできると良いですね。
タイヤが変摩耗している
タイヤの空気圧が低い、あるいは高すぎるなどの理由でタイヤが編摩耗していると、ハンドルが勝手に切れる症状が発生します。
編摩耗とは、タイヤのドレッド面が過度な摩擦により一部だけがすり減ってしまう状態を言います。タイヤは地面と設置して摩擦によって発進したり停止したりしています。
本来は左右均等に減るべきものですが、空気圧が不均等であったり日頃から荷重が超過して走行を続けると編摩耗を起こしやすくなってしまうのです。
編摩耗を起こしたタイヤは「歪んでいる」状態です。ハンドルが取られやすくなります。一度編摩耗を起こしたタイヤを正常に戻すにはタイヤを交換する他にありません。
ブレーキのトラブル
タイヤの空気圧が正常で、かつ編摩耗が見られない場合はブレーキ回りのトラブルが考えられます。
本来ブレーキは左右均等に制御されるものですが、ブレーキオイルが劣化して内部に気泡が入っていたり、ブレーキシステムが固着してピストンが正常に稼働していないことが原因で不均等になります。
ブレーキの効きが均等でない状態のことを「片効き」と呼ばれています。片効きは自然と直ることは無く悪化しつづけます。ブレーキは保安上で最も重要な部品ですので早急に点検と修理を行う必要があります。
ホイールアライメントの狂い
ホイールアライメントとは、タイヤが取り付けられている角度の角度の事です。
タイヤは上下・左右から見て垂直に取り付けられている必要がありますが、高年式や走行距離が長くなるにつれて次第にアライメントに狂いが生じてきます。
加えて走行中に縁石に乗り上げたり空気圧が不均等、編摩耗のタイヤで走行を続けるなどの理由でアライメントが狂う原因になります。
アライメントは人間で言うところの骨盤矯正です。アライメントが狂っている場合は調整が必要になります。
アライメントの調整はアライメントテスターと呼ばれる機材がある整備工場などへ依頼をしましょう。費用は3万円~5万円程度になります。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
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