車を売るとき電装系の買取査定の基準
電装系の査定は、主に次の6項目をチェックします。
オートスライドドア
オートスライドドアは中古車市場で人気があるため、高く売れる要素です。車のグレードにより標準装備の時は、グレード単位の査定となります。
オートスライドドアは低年式の車ほど壊れやすい傾向にあります。修理費も高くなりがちなため、査定時も重点的に点検されます。
エアコン
近年はグレードに関係なくエアコンは「標準装備」が当たり前となっています。そのため装備自体に加点されることはありません。故障や破損、ガス漏れなどがある場合は減点の対象になります。
パワーウインドウ
パワーウインドウもグレードに関係なく標準装備が一般的なため、装備されていてもプラス評価にはなりません。故障や破損をしているときにマイナス査定となります。パワーウインドウは故障すると部品の交換が高額になる傾向にあるため、査定にも影響します。
カーナビ
カーナビは中古車市場でも人気があるためプラス評価の対象になります。ただしプラス評価されるのはHDDあるいはメモリータイプのカーナビに限られます。DVDタイプは例え新品であっても0円評価になります。
カーナビは壊れやすいパーツのひとつです。4年以上の型落ちで査定評価もガクンと落ちる傾向にあります。
エアバッグ
エアバッグは運転席、助手席、サイドのそれぞれ個別に査定の対象になります。車種のグレードにより標準装備の時は、グレード単位での査定評価になります。
ABS(アンチロックブレーキングシステム)
ABSはグレードに関係なく標準で装備されつつあありますが、プラス査定の対象になります。ABSは稀にセンサー類が故障することがあり、修理費に10万円~15万円ほどかかる場合があります。低年式の車で修理が必要な場合は乗り換えも検討したほうが良いでしょう。
車を高く売る方法
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。
車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。
売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。