チェーン装着時の速度制限は時速「30km~60km」
雪道を走行するならスタッドレスタイヤが欠かせません。
でも年に1回、2回しか雪道を走らない場合は、スタッドレスタイヤは躊躇しますよね。
そこで役に立つのがチェーンです。チェーンを取り付ければ、夏用タイヤでも雪道を走ることができます。
便利なチェーンですが、耐久性の問題もありスタッドレスタイヤのように速度を出すことができません。
チェーンの走行速度の目安
タイヤチェーンは3タイプあります。それぞれの走行速度は次の通りです。
走行速度で比較すると、「ウレタン&ゴム製チェーン」が優れてますね。
この3タイプのチェーンは、それぞれメリットとデメリットがあります。
用途と予算に応じて選びましょう。
ウレタン&ゴム製のチェーン
ウレタン&ゴム製チェーンは、金属より軽く、ジャッキアップしなくても取り付けることができます。
走行速度もチェーンの中で一番優れ、走行時の騒音が少ない特徴があります。
ウレタン&ゴム製チェーンのデメリットは耐久性です。
装着時の騒音が少ないのでスピードを出してしまいがちですが、時速70kmくらいで簡単に破断してしまいます。
ゆっくり走行しても1~2年でダメになってしまうので、あくまでも予備用として考えたほうが良いでしょう。
※ウレタン&ゴム製チェーンは、アマゾンで1万円~2万円程度で購入できます。
金属チェーン
金属チェーンのメリットは耐久性です。ウレタン&ゴム製よりも強くガッチリ雪にグリップするので、安心して利用できます。
金属チェーンは主に次の2タイプがあります。
チェーンの種類 | イメージ | 特徴 |
はしご型 |
|
|
亀甲型 |
|
金属チェーンは、「はしご型」と「亀甲型」のいずれかになりますが、中間の製品も最近は出てきているようです。
チェーンのデメリットは、雪道以外で走行ができないことです。
雪が無い道を走ると直接道路に接地するので金属が摩耗してしまいます。摩耗した状態で10kmほど走行を続けると破断してしまいます。
また、金属チェーンはタイヤにしっかり装着しないと、走行時の遠心力でチェーンが膨らんでしまいます。
チェーンが膨らむと車体を傷つけるだけではく、最悪は破損につながるので注意が必要です。
※金属チェーンは、アマゾンで5千円~1万円程度で購入できます。
布製チェーン
最近人気が出てきているのが布製チェーンです。
布製チェーンは何といっても1kgと軽く、タイヤにかぶせるだけで装置できます。女性ドライバーや年配の方にも使いやすいですね。
取り扱いのしやすさが一番メリットのある布製チェーンですが、耐久性はウレタン&ゴム製品や金属チェーンより格段に落ちます。
また、グリップ力も劣るため、長距離を走行する目的よりも、緊急脱出用として利用したほうが良いでしょう。
※布製チェーンは、アマゾンで8千円程度で購入できます。
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。 車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。 売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。車を高く売る方法