車から「ビニールが焦げる」臭いがしたら注意が必要
車の走行時にビニールの焦げた臭いがした場合、主に次の3つの原因が考えられます。
1、2は走行に支障がないケースがほとんどですが、3は発火するなどの事故が起きる可能性があるので注意が必要です。
- 塗料や防錆剤が焼ける臭い
- ビニール袋が焦げる臭い
- 車の電気配線が焦げる臭い
1.塗料や防錆剤が焼ける臭い
車の部品は、塗料や防錆剤(コーティング)が施されています。これらコーティングは、製造の段階で一時的に散布されています。新車で慣らし運転をしている時に、これらコーティングも油が焦げるために、「ビニールが焦げた」ような異臭を発します。
臭いの発生源は、主に高熱になるエンジンルームとマフラー周辺に多いです。コーティングの油が全て気化すれば、臭いも発しなくなります。およそ200km~500kmの走行距離で臭いが消えます。
万が一臭いが消えない場合は、2、3の原因が考えられます。
2.ビニール袋が焦げ出した臭い
走行時に、風に流されたコンビニの袋や発泡スチロールが車に接触し、熱で焦げてしまうことがあります。特にコンビニの袋のようなビニール素材の場合、車の底にピタリと貼りついてしまうことがあります。
マフラー周辺は、600度近くの高温になるので、ビニールが貼りつけば溶けだしてしまいます。溶けた後も貼りついているため、数日~数週間ほど焦げた悪臭を放ちます。
臭いを除去するには、 剥がし溶けきることで解決しますが、即効性があるのは焦げた素材を除去することです。除去するにはサンドペーパー(#400~#800)を根気よくかけるときれいになります。
3.車の電気配線が焦げだした臭い
カーナビやオーディオなどの電装品をカーショップで購入して、DIYで取り付ける人が増えてきました。ネット上でも取り付け方法を紹介するサイトや動画があふれていますので、気軽にやれる時代だと言えます。
ただ、DIYが増えるのに比例して、不適切な配線による事故も増えており、災厄車両火災になってしまう危険をはらんでいます。DIYで電装を取り付ける場合は、正しい電気配線の知識を得たうえで行う必要があります。
配線が焦げるのは過電流が原因
配線は太さによって電気を流せる最大量が決まっています。配線の能力以上の電気が通った場合に「過電流」となります。
過電流になると、配線を被覆部分が溶け出してショートすることがあります。溶けだすこと気にビニールの焦げた臭いがします。ショートは非常に危険な状態です。発熱し最悪は発火する可能性があります。
過電流を引き起こすのは、電装品の消費電力に対して配線の太さが細いことが原因のほか、複数の電装品をたこ足配線でつないだ場合にも起こります。いずれも正しい電気知識がないと事故を起こしかねませんので、独断での取り付けはやめましょう。
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