マフラーの排気音が急にうるさくなった原因と対処法

マフラーから突然異音がしたときは、マフラーの破損が原因と考えられます。排気音がうるさいくらいの音がする場合は、排気ガスが漏れていることが考えられます。

排気音が大きいと近所迷惑になるばかりだけではなく、整備不良のため道路交通法違反となります。

マフラーの破損は放っておいても直らないので早めに修理が必要になります。

出典：http://www.rd-tanabe.com/

マフラーが破損する原因は？

マフラーが破損する理由は主に次の3つが考えられます。

• 錆が原因の腐食
• 振動による破損
• 障害物が当たり破損

近年のマフラーはステンレス製なのでそう簡単に錆びることはありませんが、年数や使用環境によっては錆びつくことがあります。

錆の原因は、排気ガスに含まれる水分の蓄積にあります。

水分は通常、排気ガスとともに外へ排出されますが、普段の走行距離が短かい時や、寒い地域では排気管内の温度がより下がり気味になり、水がマフラー内に溜まることがあります。

マフラーに穴が開く

主に錆が原因でマフラーに穴が開くことがあります。

マフラーに穴が開いている程度であれば排気音は大きくなることはありません。

穴の大きさとにより修理費が異なりますが、数センチ程度の大きさであれば自分で補修することが可能です。

穴が約１ｃｍ程度であれば、アマゾンなどで売られているマフラー用の補修材でDIY補修できます。

数センチの穴の場合は、耐熱パテの代わりにアルミテープを使用します。DIYで補修すれば約3,000円程度で済みます。

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マフラーのパイプが脱落している

排気音が大きい場合は、マフラーのパイプ部分のつなぎ目が裂けた、あるいは完全に脱落した可能性が高いと考えられます。裂けや脱落は、錆や振動が原因で発生します。

つなぎ目が裂けたり脱落した場合は溶接をおこない補修します。

しかし錆が原因の場合は、パイプそのものを交換する必要があるため溶接すが困難になります。

交換必要な場合は、新品あるいは中古品を取り付けることになります。

新品の場合は車種によりますが5万円～15万円程度になります。

中古の場合は工賃込みで5千円～3万円程度になります。

溶接は整備工場などで5千円～2万円程度で補修することができます。

マフラー破損個所の見つけ方

マフラーのパイプ部分が脱落している場合は、パイプ部分がブランブランしているはずですのですぐに発見することができるとおもいます。

穴開きの場合は音が小さいためどこから漏れているか発見しづらいです。

一番簡単な見つけ方は排気ガスの「スス」の付着を調べることです。

マフラーはパイプを通って外へ排気されるのが正常なので途中でもれることはありません。

パイプに黒いススが付いているときは漏れていることが考えられます。

錆による腐食が原因で穴開きがある場合は、放っておくと排気ガスの風圧もあって次第に穴が大きくなっていきます。

穴が小さいうちはDIYで補修ができますが、大きくなると交換が必要になります。

修理費が高い場合は乗り換えも検討する

年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。

修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。

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