ガソリンと軽油を間違えて入れてしまったときの対処方法
セルフサービスのガソリンスタンドへ行くと「ハイオク」、「レギュラー」、「軽油」の3種類の給油ノズルがあります。
自分の車で入れ間違えることは少ないですが、会社の車や知人の車など「いつもと違う車」に乗っている時うっかり間違えてしまうことがあります。また、軽自動車だから「軽油」を入れるものと思い込んでいる人もいるようです。
間違えて入れてしまったときの対処方法をご紹介します。
ガソリン⇔軽油を間違えたときの対処方法
「ガソリン⇔軽油」を間違えると走行不能になる
「ハイオク」と「レギュラー」は同じガソリンの部類です。「ハイオク⇔レギュラー」を間違えて入れたとしても走行性能が下がるだけで問題なく走ることができます。
しかしガソリンと軽油を間違えて入れてしまうとエンジンの根本的な構造が違うため燃料できず走行不能になってしまいます。
間違えて満タン給油したときは、まだタンクの底に元々あった燃料が残っているので2~3km程度は問題なく走ることができます。しかし徐々に燃料が混合してしまうことでノッキングを起こし最終的に停止してしまいます。
燃料を間違えて入れてしまった場合は、燃料タンクと燃料ポンプ系統から全て抜き替える必要があります。走行中に停止した場合はロードサービスなどを利用し救援してもらいましょう。
ノッキングを起こしたら無理な走行は禁物
ノッキングを起こすとエンジンから「チリチリ」と異音が聞こえ、ガタガタ振動が起こりマフラーから黒煙が出はじめます。ノッキングの状態で走行を続けるとエンジンが破損する可能性があります。
特にディーゼルエンジンの場合に間違えてガソリンを入れた場合は深刻な破損につながります。ノッキングに気が付いたらできるだけ早く安全あ場所へ停車しエンジンを切ることが大切です。
ガソリンと軽油の大きな違いはノッキング率
そもそもガソリン・軽油は同じ石油からできています。石油を熱で蒸留することでガソリンと軽油を採取しています。大きな違いは採取する温度で、ガソリンは30℃~230℃の間で発生する蒸気から採取するのに対して、軽油は140℃~380℃から採取されます。
つまりガソリンは低い温度でも燃えやすく、軽油は燃えにくい性質があります。
採取後は燃料を「改質」することで品質を改良し最終的に製品になります。品質を図る基準として「オクタン価」と「セタン価」と呼ばれる数値が用いられます。
燃料の種類 | オクタン(セタン)価 |
---|---|
ハイオク | 98~100 |
レギュラー | 85~92 |
軽油 | 53~55 |
オクタン価とセタン価はそれぞれガソリンと軽油に用いられる基準で、ノッキングのしにくさの数値を表しています。数値が100だとノッキングが0%で、0だとノッキング100%となります。
エンジンの構造は、それぞれのオクタン(セタン)価の数値に適合し、正常に燃料が燃えるように構成されています。そのため、異なる燃料を入れてしまうと正しく燃焼しないためにエンジンが動かず停止してしまうのです。
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