エアロを破損してしまったときの修復と費用
車のエアロはドレスアップで欠かせないアイテムです。車高を低くすることでよりインパクトのあるイメージにすることができますが、車高が低いために、コンビニの段差や工事現場の段差などでエアロを破損しまうことがあります。
傷がつく程度ならまだしも、ぶつけどころが悪いとエアロが割れてしまうことがあります。エアロは安いパーツではありませんので、破損で受ける精神的なダメージもひとしおです。エアロを破損したときの修理方法をご紹介します。
エアロの素材は大きく分けて3つある
エアロのデザインや剛性、強度などによってエアロの素材が変化します。近年では「ABS樹脂」、「ウレタン」、「FRP製」の3つが代表的な素材であります。それぞれの素材の長所・短所は次の通りです。
材質 | 長所 | 短所 |
---|---|---|
ABS | ・加工しやすくて剛性がある。 ・塗装やメッキ処理が簡単 | ・コストが他の素材より高い ・奇抜な形に変形することができない、 |
ウレタン | ・加工しやすい。破損しずらい。 ・壊れても修理が簡単。 | ・FRPに比べて重さがある。 ・設備に多額の費用がかかる。 |
FRP | ・加工しやすい。破損しずらい。 ・塗装やメッキ処理が簡単。 ・素材が軽い | ・ひび割れやコーナー部が破損すると修理が難しい。 ・ほかの素材と比べて破損しやすい。 |
ポリプロピレン(PP) | ・柔軟性がある。 ・経年劣化が少ない | ・ウレタン製品よりも塗装が難しい。 ・強い衝撃が加わると割れてしまう。 |
エアロは一昔前まで社外品が主流でしたが、近年は「○○カスタム」など純正オプションとして取り扱われることも多くなってきました。そのためエアロの装備は、純正か、社外品かでわかれます。
ABS樹脂やウレタンは耐衝撃性、剛性に優れていて、純正エアロとして一般的に使用されている素材です。素材そのものの価格は安いですが、製造設備に費用を要す点があり、自動車メーカー規模の資本力がないと採用できない素材ともいえます。
一方社外品は、FRP製の素材を採用しているのが一般的です。FRPはガラス繊維で強化された合成樹脂でできています。
加工が簡単でどんな奇抜なデザインにも対応できる点が長所です。また価格も安い点も受け入れられるポイントです。「ABS樹脂」、「ウレタン」、「FRP製」いずれも破損するときは破損しますが、一番破損しやすいのは「FRP製」になります。
壊れやすい部位
エアロは、大きく分けてフロント、サイド、リアの3つがあります。一番破損しやすいのはやはりフロント部分であります。それは、走行時の段差で一番フロントが衝撃を受けやすいからとうだけではなく、フロントバンパーそのものが壊れやすい設計がされているからです。
壊れやすいといえば語弊がありますが、歩行者がぶつかった時に最小限の負傷で済むように「弾力性」が設けてあるのです。つまり素材自体が柔らかくできているために、壊れる可能性も高くなるということなのです。
修理方法
修理補修を格安で行っている業者も多くありますが、あまり安い業者は疑う必要があります。破損は表面上は塗装をかけると修復できたよに見えてしまいますが、少しぶつけただけで再度破損してしまうケースが多くあります。
破損の程度によって修理費用が変動しますが、相場としては5cm程度の割れやヒビ程度が3,000円~5,000円、10cm程度が5,000円~10,000円程度となっています。修復は破損個所周辺にガラスファイバーの張り込みをおこない、再塗装をする工程になります。
エアロが割れていると車検に通らない?
エアロが割れていることで車検に通らない基準はありません。しかし、保安基準上、歩行者に対して安全であるとは言い切れないため、管轄する運輸支局によって基準が異なるのが現状です。
破損個所も初期の頃は小さくても、振動や劣化により破損個所が大きくなり、エアロが落ちたりする危険もあります。破損はできるだけ早く修復することをお勧めします。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
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