車の集中ドアロックが動かない!故障の原因と対処方法
集中ドアロックは、独立したドアロックをキー操作で一括ON,OFFができる機能です。
突然動かなくなった場合、
- 一部のドアだけ動かない
- 全てのドアが動かない
のいずれかによって原因が異なります。
集中ドアロックが動かない原因と対処方法をご紹介します。
一部のドアロックだけ作動しない時はアクチュエーターの故障
アクチュエータとは、電気信号を受けて伸び縮みする部品です。
アクチュエータは各ドアロック部分に取り付けられている部品。集中ドアロックの信号を受信してドアを開閉させる仕組みになっています。
集中ドアロックを作動させたときに、フロントあるいはリアのドアのみ作動しない時は…アクチュエータの故障が考えられるでしょう。
アクチュエータが故障すると交換が必要になります。
費用は部品代で6,000円~8,000円程度。修理費を含めると15,000円~20,000円程度かかります。
なお、アクチュエータが故障する原因の多くは、内部に入っているモーターの不具合です。モーターのみの交換であればAmazonなどで500円程度で購入することもできます。
ディーラーや整備工場ではモーターのみの交換は引き受けてくれません。DIYすれば安く修理することができますね。
全てのドアロックが作動しない時
一部ではなく全ての集中ドアロックが開閉しない場合は以下の原因が考えられます。
- ドアロックヒューズ断線
- ドアロックリレーの不具合・断線
ひとつずご紹介します。
1)ドアロックヒューズ断線
ヒューズは何らかの原因でショート(短絡)したときに発生する過電流を遮断するための部品です。ドアロックも電装品であるためヒューズが付いています。
車のヒューズは「ヒューズBOX」にすべて収納されています。一般的な車種は運転席側のダッシュボード裏にヒューズBOXがあります。
該当するヒューズを抜いて導線が切れてないか確認しましょう。
2)ドアロックリレーの不具合・断線
ヒューズが正常にも関わらず全てのドアロックが開閉し無い場合は、ドアロックリレーの不具合が考えられます。
ドアロックリレー自体は消耗品ではないのでまず故障することは考えられませんが、年式の古い車ほど不具合がでます。
特にドアロックリレーのカプラーが接触不良を起こしていることが多くあります。この場合は接続を正常に修復することで解消します。
もしドアロックリレーが断線している場合は交換が必要になります。
ドアロックリレーは単体で数千円~1万円ですが、修理作業が複雑なため工賃が高くなる傾向にあります。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。
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