ブレーキランプが点かない！３つの原因と対処方法

一般的な車は、ブレーキランプ(テールランプ)にダブル球（W球）が使用されています。

ダブル球は２つの発光を１つの電球で光らせていますが、「ブレーキランプ」と「テールランプ」が一体になっています。

ブレーキランプやテールランプが点かなくなった原因と対処方法をご紹介します。

片方だけ点かないならバルブ（フィラメント）切れ

バルブ内のフィラメント(導線)が消耗すると、切れて発光できなくなります。

一般的に使われるW球は、テールランプとブレーキランプが一体となっていますので、どちらかが切れると交換となります。

フィラメントのチェックは、明るい場所でバルブを透かし確認する方法が良いでしょう。

電球周りのガラスが黒い焦げがついていることもあり、その場合も交換のサインです。

なお、W球はAmazonで2個セット200円～2,000円程で購入できます。

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テールランプもブレーキランプも点かない場合

どちらも点かない時は、「ヒューズ切れ」あるいは「ストップランプスイッチの不良」の原因が考えられます。

1)ヒューズ切れ

テールランプもブレーキランプも点かない時は、ヒューズが切れている可能性があります。

ヒューズは、電装品がショートするのを防ぐための部品です。車のヒューズは「ヒューズBOX」にすべて収納されています。

ヒューズボックスは、一般的に運転席側のダッシュボード裏にありますので確認してみましょう。

⇒車のヒューズが切れたときの交換方法

大抵の車は、テールランプとブレーキランプのほかに、メーターパネル灯やナンバープレート灯が同じヒューズを使用しています。

そのため他のランプが消えている場合はヒューズが切れている可能性が高いと言えるでしょう。

2)ストップランプスイッチ不良

ストップランプスイッチは、ブレーキペダルを踏んだ時にON・OFFするスイッチです。

ブレーキペダルの付け根あたりに取り付けられており、ブレーキを踏むことでONになる装置です。

ストップランプスイッチが正常に作動していない場合は、ブレーキを踏んでもONにならないためランプが点灯しなくなります。

大抵の場合は内部にあるバネが破損していることが多いため、器用な方ですとバネを交換することで直せます。

ただしストップランプスイッチ自体も1,000円～3,000円で購入できるため部品ごと交換するのが最適でしょう。

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ブレーキランプがつかないと違反になる

後方にあるブレーキランプが切れているかチェックはなかなかしづらいので、知らず知らずのうちに切れていることもあります。

もしブレーキランプ切れで走行を続けると、整備不良(尾灯等)の対象となるため、違反点数1点、罰金7千円になります。

大抵の場合は、警察に呼び止められて注意を受けて済む場合が多いですね。

それでもテールランプ切れは、特に夜間の追突事故を防止する役目を果たすので重要なパーツです。

警視庁交通局の調査（平成29年度）によると、追突事故の件数は年々下がってきておりますが、全体でみると件数は圧倒的に多い結果となっています。

＜参考：平成29年中の交通事故の発生状況＞

自動ブレーキシステムを装備した車両も増えてきましたが、まだまだ一般的ではありません。

追突事故を防ぐには、後方車両に注意を促すことであり、その役割を担うのがブレーキランプです。

信号待ちやコンビニなど後方にトラックや壁がある場合、バックミラー越しでブレーキランプの明かりが反射しているか確認しましょう。

修理費が高い場合は乗り換えも検討する

年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。

修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。

中古車は年式が1日でも低ければ低いほど査定に有利な傾向があります。少しでも「売りろうかな…」とおもったら、無料の一括査定の申込みも視野に入れましょう。

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