車を高く売るために「してはいけない」4つの掟
「そろそろ車を乗り換えようかな」
「車が不要になったので処分したいな」
車を手放すとき、みなさんはどのような手段で手続きを行いますか?
- ディーラーで下取りしてもらう
- 廃車専門店で処分を依頼する
- 車の買取店で買取してもらう
車を手放す方法は、この3つのうちどれかになるかとおもいます。
事故車や故障車で車が動かせない状態であれば廃車にするしかありません。
しかし、年式が古い、走行距離が多い理由だけで『価値が無い』と決めつけていないでしょうか?
売れる車も「売れない」と思い込む方も多く、せっかくの資産をタダ(あるいは費用を支払って)で処分するケースが多くみられます。
このページでは、車を高く売るために「してはいけない4つの掟」をご紹介します。
1.『売れない』と決めつけてはいけない
走行距離が10万キロオーバーしている車や、年式が10年落ちの車のオーナーは、自分の車に価値は無いと思い込むケースが多くみられます。
確かに、10万キロ・10年落ちの車は、サスペンションやオイルなどの消耗品の交換時期でもあるので、維持費がかかるタイミングではあります。
しかし、近年の車は、昔と比べて性能が飛躍的に向上しています。
しっかりメンテナンスをしていれば、30万キロ・30年落ちだって問題なく走ることができます。
(例えばタクシーの場合、平均50万キロは走行しています)
中古車販売のwebサイトや雑誌を見てもらうとわかりますが、10万キロオーバーの車も数十万円で販売しています。
10万キロオーバーの車であっても、メンテナンスがしっかりされている車は走行に問題が無く、かつ手頃な値段で買えるので買い手がしっかりいるのです。
買い手のいる車が売れない理由はありません。
特に『ワンボックスカー』や『SUV』は国内外で人気があるので、高く買取ってもらえる可能性があります。
まずは「自分の車は売れない」という思い込みを捨てることが大切です。
2.ディーラー下取りで売ってはいけない
全ての中古車は、中古車販売業者向けのオークションへ転売されることになります。
これは「下取り」であっても「買取」であっても同じことです。
ただし「下取り」を行うディーラーは、『新車を売ること』が本業です。
ディーラーは、中古車の下取りは本業ではなく、あくまでサービスの一環として取り扱っているので高値で下取りは行いません。
もしディーラーから「高値で下取りします」と持ち掛けたときは、新車を買わせるために、新車の値引き額分を下取り分に上乗せし演出しているだけです。
車を高く売るためには、中古車を専門で買取をしている「買取店」へ交渉するのが鉄則です。
3.買取査定の依頼を1社限定にしてはいけない
車を高く売るためには、「買取店」へ売るのが鉄則ですが、1社のみに査定見積もりを依頼してはいけません。
買取店としても、できるだけ安く仕入れて儲けをたくさん出したいというが本音。
買取店も交渉のプロなので、低い査定額をあたかも高値であるようなアピールをしたり、「この場で決めてもらえれば3万円上乗せします」と恩義を着せる演出をしてきます。
買取店が嫌がるのは、他社と競合させられてしまうことです。競合すると相手の査定見積を意識して高値を付けざる負えないからです。
私たちが新車を買うときに、他社の同グレードの車種の見積もりを出して値引き交渉を行いますが、買取店でも同じ作戦が効果的なのです。
複数社へ査定を依頼することで、「B社は30万円高い170万円なので、もう10万円アップできませんか?」と説得力のある交渉ができるのです。
4.車を売るタイミングを先延ばしにしてはいけない
車はクラシックカーなどの希少車種を除くと、全ての車種が毎月価値が下落していきます。
これは車が消耗品であるがゆえに、日に日に劣化し維持費がかかるようになるためです。
さらに、車はおおむね2年~4年に1回のサイクルでマイナーチェンジやフルモデルチェンジを行います。
モデルチェンジが行われると、「旧モデル」と「新モデル」という大きな壁ができあがるので、当然前者の「旧モデル」は大幅に価値が下落してしまいます。
「車を売りたいけど、忙しいから来年でいいや~」
と先延ばしにしていると、確実に買取価格が下落していくので注意が必要です。
少しでも売る気があれば、まずは買取査定だけでも構わないので気軽に相談してみることをお勧めします。
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。 車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。 売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。車を高く売る方法
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