保証書・整備手帳の紛失は査定でマイナス評価となる
車の買取査定では、外装や内装をチェックし、点数を付けて評価を行います。査定は車の状態だけではく、「保証書」、「取扱説明書」、「整備手帳」の3点の書類も、評価の基準になります。
査定で重要な書類
1.保証書 | 故障などトラブル保証を受けるために必要な書類で、新車購入時にメーカーが発行します。保証内容はメーカによりことなりますが、3~5年や10万kmの保証などがあります。(紛失した場合はディーラーに再発行可能か問い合わせてください。) |
2.取扱説明書 | 車の備品や電子パーツなどの取り扱い方法が明記された冊子です。紛失した場合はメーカのウエブサイトから入手することができます。 |
3.整備手帳 | 12ヶ月または24ヶ月の法定点検整備を受け整備されたことを証明する書類です。記録簿はオイルやバッテリーの消耗品を交換した履歴などが記載されています。査定評価で効力のある書類になります。 |
この3つがあるかどうかで、査定が減点かあるいは加点になります。
紛失するとマイナス査定になる
車のランクによって、マイナス査定の点数が異なります。
表の「40」や「30」は点数です。1点につき約1,000円の減額になります。
例えば、トヨタのヴィッツはランクⅣなので、保証書・整備手帳を紛失すると20,000円、取扱説明書を紛失すると5,000円の査定金額の減額となります。
クラス | 保証書・整備手帳(1年~5年) | 保証書・整備手帳(6年~) | 取扱説明書 |
---|---|---|---|
特・Ⅰ・Ⅱ | 40 | 30 | 5 |
Ⅲ・Ⅳ・軽 | 20 | 10 | 5 |
書類がそろっているとプラス査定になる
保証書と取扱説明書がしっかり保管されていると、車種や車のランクに関係なく、一律5点(約5,000円)のプラス査定になります。
整備手帳は、査定をした日から1年未満に記録されたものであれば以下のように加点されます。
クラス | 特(A・B・C) | Ⅰ | Ⅱ・Ⅲ | Ⅳ | 軽 |
---|---|---|---|---|---|
加点 | 20 | 18 | 15 | 12 | 10 |
なお、各種書類が汚れていたり破損しているものはプラス査定とはならず、紛失と同等のマイナス査定となります。無くさないように大切に保管しておいてください。
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