車を売るときタイヤの買取査定基準
タイヤのブランド
車の買取査定では、タイヤの状態を1本単位でチェックし評価します。評価基準は「残りどれくらい走ることができるか?」がポイントになります。例え有名ブランドのタイヤを装着していても、プラス評価されることはないでしょう。
白い文字が印字されたおしゃれなレタータイヤや扁平率の低いタイヤも査定で評価されません。ただし程度が良く車種に合っている場合は多少評価してくれる可能性があります。スタッドレスタイヤも状態が良ければ多少評価されます。
タイヤの溝
タイヤの評価で一番のポイントはタイヤの溝の深さです。新品のタイヤで8mm程度の溝がありますが、査定でプラスになるのは5㎜以上とほぼ新品の状態に限られます。
溝が1.6mm未満の場合はスリップサインが出る状態で中古車として転売するためにタイヤの交換が必要になります。そのため交換費用分の費用が減点となります。なお、タイヤは1本ずつ評価されます。減りが早いのはフロントタイヤなので、場合によっては2本分の減点で済むこともあります。
タイヤのクラック(ひび割れ)
例えタイヤの溝が5㎜以上残っていたとしても側面にクラックがあると交換扱いとなり減点の対象になります。クラックの程度は5段階あり、中級(3~4)程度のクラックであれば走行に問題がありません。一般的に初級〜中級程度は減点されませんが、査定士の判断次第かと思います。
アルミホイール
アルミホイールを装着している場合、タイヤとは別に評価されます。アルミホイールはサイズ(インチ)と年式によって査定評価が異なり、低年式ほど高い評価がされます。
傷や亀裂などがある場合や、デザイン・サイズ・規格が異なるホイールを装着している場合は減点の対象になります。
車を高く売る方法
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。
車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。
売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。