車を売るとき内装の買取査定基準
内装の査定は、「臭い」・「汚れ」・「傷」の3つが重要なポイントになります。
タバコの臭いや汚れ
- タバコの臭いがする
- 天井、内張り等にタバコのヤニが付着
- タバコのこげ跡、こげ穴など2個以内(1cm未満)
近年の禁煙ブームもあり、中古車市場は禁煙車の需要が高くなっています。タバコの臭いは内装の繊維にまで染み込むので臭いを消すことは容易ではありません。
臭いの査定は、査定士の嗅覚で判断されます。ファブリーズのようなアルコール消臭では完全に消すことが難しいため、特にヘビースモーカーの車は減点が避けられません。
⇒車内にタバコの臭いがあると査定価格にどれほどの影響があるか?
ペットの臭いや汚れ
- 動物の臭いがする
- 毛が付着している
車内にペットの臭いや毛が不着していませんか?買主は臭い慣れしているので気づきにくいですが、他人からすると臭いは気になるものです。
車内からペットの臭いがすると減点の対象になります。また、臭いに加えて毛が付着していると大幅な減点になる可能性があります。臭いの除去は難しいですが、少なくとも毛は除去したほうが良いでしょう。
エアコンの臭い
エアコンから出る臭いの原因はカビです。エアコンをしばらく付けておくと乾燥するので自然とカビが取れますが、カビの発生が深刻だと除去できず悪臭が出てきます。
臭いを除去するには内部のエバポレーターを清掃する必要があるため、減点の対象になる可能性があります。
内装の劣化
- シートにへたり、天井にたるみがある
- ビス穴が空いている
- カードサイズ以上の大きさのシミがある
- 内装の著しい汚れ
内装は傷や汚れが無い状態が標準的な査定評価になります。そのため、傷・汚れがある場合は個所や程度によって減点となります。
ただし臭いや汚れを消すためにルームクリーニングをすると、修理扱いとなり減点の対象になるので注意が必要です。
本革シート
本革シートは中古車市場でも人気があるため、高く買取りしてくれます。ただシートに汚れや傷があると減点の対象になってしまいます。本革シートは日頃からメンテナンスを行うと劣化を抑えることができます。日々の心がけが大切です。
車を高く売る方法
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。
車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。
売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。
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