車を高く売るときエンジンの買取査定の基準
エンジンの買取査定チェックポイント
エンジンはメンテナンスが行き届いていないと故障します。査定においても細部まで確認し、異常がないかチェックされます。
チェックポイントは次の5つです。
- エンジン外部
- エンジン内部
- アイドリング
- 装備、電飾系
- 車台番号
- ネームプレート
エンジンの回転数が不安定であったり異音がするときは故障の前兆と考えられます。査定額も大幅に下がる要素になります。エンジンは正常であっても、オイル汚れや漏れが確認されると故障の前兆と判断されるので、査定額にも影響します。
エンジン部品の交換が必要なとき
エンジンの部品が劣化や破損している場合は、交換が必要になります。買取査定では交換が必要な部品ごとに減点されます。
対象となる主な部品は次の通りです。
- ターボチャージャ
- ファンベルト
- オルタネータ
- スターター
- ウォータポンプ
- オイルパンパッキン
- ラジエター
- 燃料タンク
エンジンが始動しない、あるいはエンジンの焼付きがあるときはオーバーホール(OH)が必要になります。OHは費用が高額になるため、症状がある車の査定額は大幅に下がることになります。
低年式の人気車種であればOHして中古車市場で売られますが、大抵の車は廃車や部品取りとなるため買取額が安くなってしまうのです。
燃費性能と買取査定の評価
燃費の良い車は中古車市場でも人気があるため買取査定で高く売れる傾向にあります。査定ではエンジンの性能に対する評価ではなく、車種・グレード単位での評価になります。
例えば軽自動車は燃費が良いだけでなく、維持費も安いため人気があります。そのため年式や走行距離が同じ乗用車と比較しても、軽自動車の方が高く売れる傾向にあります。
車を高く売る方法
車を高く売るために大切なことは、「売りたい」と思いたってから、1日でも早く査定の依頼をすることです。
車の査定額は毎日変動(下落)しています。突然のモデルチェンジ発表があると、1日違うだけで数十万円の下落になることもあります。
売りたいと思ったら早めに行動することが大切です。