トヨタ「アル・ヴェル」は高く売れる？ミニバンの圧倒的な人気車種

アルファードとヴェルファイア（通称アル・ヴェル）の熱烈なファンは多いですが、「どうしても好きになれない！」という嫌い派も多く2極化しているのが現状です。

＜出典：モデリスタ＞

こちらはヴェルファイア。モデリスタのカスタマイズパーツを搭載すると、威圧感がたっぷりですね（笑）

＜出典：モデリスタ＞

続いてアルファード。モデリスタのエアロパーツを装備するとギラギラ感がすごいです！

アル・ヴェルは好き嫌いの分かれる車種ですが、根強いファンが多いのも事実。

そんなファンの多い車種は、中古車市場でも需要が高いので高く売れやすい傾向にあります。

まずはアル・ヴェルに対する一般レビューを確認し、高く売れる理由を解説します。

アルヴェル「嫌い派」

まずは「嫌い」という意見から見ていきましょう。

アルファード、ベルファイアはブタいのししみたいでとってもダサい車なのになぜか運転している人が勘違いしている人が多いのはなぜですか？
すごく嫌いな車です。

–yahoo知恵袋–

運転者は、お世辞にもお洒落な人は見たことない。
チャラいか、ガラ悪いか、ダサいかが９０％以上。
残りの5％は本物のスジの方、あとの5％は職業運転手。

–yahoo知恵袋–

あれが高級に見えますか。ただのゴテゴテで、とても趣味が良いとは思えません。素材もそれなりで、所詮、大衆車の範疇の車です。それに、ボッタクリ価格で高級車を演出してますが、高級車なら中身も釣り合わないと、馬鹿にされるだけです。

–yahoo知恵袋–

嫌い派は、なにより外装（特にフロント）のデザインが好きになれないようですね。

またアルヴェルのオーナーの特徴が少しオラオラ系の人が多いイメージがあるのもマイナスポイントのようです。

アルヴェル「好き派」

続いて好き派の意見を見ていきましょう。

私も最初は違和感ありありでしたが、見慣れてきたのか現在はとてもカッコいいと思ってます。横から見た姿が大好きです。力強い！ インパネ周り、オプションで選んだ本革シート等私のなかでは最高レベルです。スイッチ類も操作性は高いと思います。 室内の高級感に魅せられ購入したと言っても過言ではありません。豪華絢爛という言葉がピッタリです。 

–カーセンサー–

実物を見ると質感の高い造形ですごく気に入って しまいました。インテリアも凄く気に入ってます。大きな金属の塊から削り出したようなメッキ調のセンターコンソールや ダッシュボードはリアルステッチと一体成型で作るダミーステッチとを上手く組み合わせて、あたかも全てがリアルステッチ に見えるような工夫が随所にみられます。

–カーセンサー–

いかつい顔をしてますｗ でもそれがこの車のキャラクターに合っていてとてもカッコいいです。 迫力があり高級感がある車って国産車ではそうそうないし、ましてミニバンでデザインを優先させるとなるとヴェルファイアにたどり着きました。 インテリアはエクステリアに負けず、高級感にあふれています。

–カーセンサー–

好き派は高級感のあるデザインにとても好意的である意見が多いですね。

また、内装の高級感もポイントが高く、ミニバンの最上位車種として選ばれる１台であると言えます。

アル・ヴェルは圧倒的な人気車種

2018年度のミニバンの販売台数ランキングは次の通りです。

ミニバンの中でもLLサイズであるアルベル。その対抗馬にエルグランド（日産）がラインナップされます。

販売台数で見てみると、エルグランドが1,281台に対して、アル・ヴェルは12,729台でなんと10倍以上もの大差となっています。

好き嫌いの別れるアル・ヴェルですが、外観だけでなく内装や装備も評価されていることが根強い人気の理由ではないでしょうか。

売却するときも高値で売れる

人気車種であるメリットは、中古車市場でも高値で取引されていることです。

例えば7年落ちの2012年式のヴェルファイア （３．５Ｖ Ｌエディション ロイヤルラウンジＬＥ）を調べたところ、新車価格774万円に対して448万円で売られていました。

<参考：価格.com>

走行距離は5.8万キロですが、ほとんど値崩れしていないことがわかります。

アルヴェルは国内だけに限らず中国　東南アジアで人気があるため、中古需要がとても高い車種です。

なお、ボディーカラーはホワイトかブラックが圧倒的な人気があるので、それ以外だと安値になります。