軽自動車が乗用車より高く売れる理由とは?
軽自動車は本当に高値で売ることができるのか?
その疑問の前に、上のトヨタ・ヴィッツの中古車の販売価格を見てほしい。年式が2005年ということで記事を書いた年(2015年)から数えて10年落ちの車だ。修理歴は無いけど、走行距離は約8万キロのこの車が総額34.7万円で売られている。
当時の販売価格が115万5千円なので、値下がり率でいうと約70%減になる。
一方で次の軽自動車を見てほしい。
ダイハツ・ムーヴの同じく2005年式で週履歴無し、走行距離もほぼヴィッツと同じ8万キロだ。ところが価格を比較すると、このムーヴの方が約15万円高いではないか!
ちなみに2005年式のムーヴ660Xの販売価格は116万円なので、値下がり率は58%減!!つまり、10年落ちで走行距離が8万キロの大台であっても、上記ムーヴを参考に言うと価値がほぼ半減しかしていないということになる。
もちろん中古車なので、おのおの車体の状態や人気ボディーカラーかどうかなどの要素で価格は上下することはあるにしても、乗用車より軽自動車の方が高く売れるというのは事実なのだ。
軽自動車が高く売れる理由
軽自動車が高く売れる理由として、購入後の維持費の安さが最大の魅力のひとつであると言える。
項目 | ダイハツ ムーヴ(軽自動車) | トヨタ・ヴィッツ(乗用車) |
---|---|---|
車検費用 | 20,600円 | 43,650円 |
任意保険 | 48,000円 | 72,000円 |
ガソリン代 | 17,972円 | 39,000円 |
ガソリンの消費税 | 829円 | 1,800円 |
重量税 | 3,800円 | 10,000円 |
自賠責/年 | 15,600円 | 16,350円 |
自動車税/年 | 10,800円 | 34,500円 |
ガソリン税 | 7,438円 | 16,140円 |
合計 | 114,239円 | 23,3440円 |
※ガソリン代はリッター130円で計算
<参考:自動車ランニングコスト>
上記はヴィッツとムーヴの年間の維持費を比較した表です。街乗りか、長距離運転など条件で数字は変化するが、一般的な比較をもっても乗用車と軽自動車の年間維持費は倍近く違ってくるのだ。
ヴィッツではなくムーヴに乗れば年間12万円節約できる。5年乗ればなんと60万円も維持費を節約できてしまうわけだ。
その他にも軽自動車の場合、高速道路の割引きなど有利な制度がある。高速道路を頻繁に利用数する人ならお得な話である。
まとめ
年間の維持費を考えると、中古車の価格が多少高くても数年で元は取れてしまう。その「お得感」に買いたい需要が多いために軽自動車の買取価格も乗用車に比べて高値になるのだ。
車を購入する際は売るときのことを考えて、高く売れる「軽自動車」を選することは賢い買い物といえるだろう。
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それでもディーラーへ下取りするより確実に高値で売ることができます。