廃車は価値のある資源!お金になる理由とは
不動車や事故車など、中古車として売れない車は廃車費用がかかると思っていませんか?
車としての価値は無いかもしてませんが、車は鉄や部品など多くの資源が使われています。
そのため、廃車に必要な費用は資源代と相殺されて無料(0円)以上になることがほとんどです。
鉄資源としての価値
車に使われている鉄(鉄鋼)は、車両総重量の73%と言われています。
例えば重量1トンの乗用車は700kg、1.5トンのセダンだと1,000kgの鉄鋼が使用されています。
鉄資源の相場は世界の経済情勢により大きく左右されます。世界的に不景気な時は需要が減るため相場が安くなりますが、需要があると高くなります。
近年ですと、北京オリンピックが開催された2008年前後が相場が高騰した年でありました。
廃車で還付されるお金
廃車にする車の車検が1か月以上残っていると、自動車税や自賠責保険が還付されます。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険
例えば車検が6か月残っているトヨタのアクアを4月に処分する場合は、63,350円が還付されます。
自動車税: 31,625円
重量税 :22,500円
自賠責保険:9,225円
車検の残月数と、廃車にする月によって還付金が多くなります。還付金は廃車申請が受理された翌月より月割りで計算されます。
返金は銀行振込が一般的ですが、手続きを業者へ代行依頼した場合は、還付金の返金について確認しましょう。
業者によっては還付金を返してくれないこともありますので、引き渡す前によく確認しておきましょう。
部品の転売
例え事故車であっても全ての部品が破損しているのは稀であり、エンジンをはじめ足回り、電装品、ドアなど部品単位にすると使用できるものも多くあります。
特に人気車種や大衆車の場合は中古部品の買い手が多いため、部品の転売で儲けを出すことができます。
修理して転売する
廃車にしようと思っている車が、例えば東南アジアや中東諸国で高く売れるケースがあります。
日本では10年落ち10万kmの走行距離は価値が無く廃車にするものだと思われていますが、海外だと程度の良い車の部類に入ります。
加えて日本車ブランドは人気が高いため高値で取引されているのです。
不動車や傷凹みがある車でも修理することで中古車市場へ転売することが可能な場合もあります。
車を高く売る方法は「一番高く売れるお店を探す」に尽きます。
買取店によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも平均で13万円以上の差がでると言われています。
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