廃車にする車から部品を取ると法律違反になる！

廃車する車にまだ使える部品やオプションパーツが装備されていますか？

「どうせ廃車にするなら部品だけ取り出して売りたいな・・・。」そう考えますよね。

しかし勝手に取り外すと「自動車リサイクル法」の法律違反になるので注意が必要です。

自動車リサイクル法とは？

２００５年に施行された法律で、車の廃棄が適正に行われていることを管理するための法令です。

近年は不法投棄する業者が増えたため、不法投棄を取り締まり、かつリサイクルを徹底させるために法律が施行されました。

車を解体しスクラップするまでの工程を細かくチェックすることで不正がないよう管理しています。

そのため一般の人が勝手に部品を取り出してしまうのは、不法投棄扱いになる可能性があるため注意が必要です。

取り外す時に気を付けるポイント

部品の取り外しは違法ですが、オーディオやカーナビ、ＥＴＣなどの電装品は問題なさそうです。

また、ホイールやサスペンションなど社外品を装備しているときは、純正品と交換すれば問題ありません。

違法となるのは、例えばシートやドアが無いなど、通常の状態ではないことを指します。

純正を取り付けることで原状復帰ができれば解体とはみなされません。

買取や下取り査定後は部品取りをしてはいけない

年式が古かったり状態の思わしくない車は、査定で廃車扱い（０円）になることがあります。

廃車するのだから部品は外しても問題ないと思われがちですが、この場合もリサイクル法違反になります。

加えて買取・下取り査定は解体し部品取りし再販する儲けを考慮して見積もられています。

例えば廃車するのに搬送費や申請手続きの費用に３万円かかる場合、部品取り解体による鉄くず代の儲けが３万円であったら相殺し０円になる具合です。

査定後に部品取りを行うと契約違反になり、別途手数料を請求されることがありますので、注意しましょう。

部品取りしないで高く売る方法

社外品のパーツを取り外して純正のパーツと差し替えるのであれば法律違反にはなりません。

ただし、部品の取り外し・取り付けを自分でできないときは整備工場などへ依頼することになり、工賃が別途発生します。

例えばアルミホイールを純正のホイールと交換するときは4本で4,000円～8,000円ほどかかるでしょう。

社外パーツが工賃以上の価値があればよいですか、年式が古いと値段が付かないため損をしてしまうことがあります。

工賃が高い場合は、そのままで廃車買取の査定に依頼することをお勧めします。

廃車買取ではリサイクルすることで部品の再販を見積もって査定金額を出してくれます。

トータルで考えると廃車買取会社へ依頼したほうがお得なケースがほとんどでしょう。

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車を高く売るには、「一番高く売れるお店を探す」ことに尽きます。

買取会社によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも会社により平均で13万円以上の差がでると言われています。

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手間をかけず無料で廃車する方法

車を売る他に廃車（永久抹消）する方法もあります。

自分で廃車の手続きをすべて行うと手数料負担を減らすことができますが、とても手間と労力がかかります。

お勧めは廃車を専門に引き取るお店に依頼するとことです。

専門店に依頼すると手続き・搬送・スクラップ費用を無料で対応してくれます。

さらに自動車税・重量税・自賠責保険の３つを返金してくれるのが有難いです。

廃車専門店で有名なのは「 カーネクスト」ですね。24時間年中無休で対応してくれるようです。

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