鍵の無い車を廃車または売るときのポイント
車の鍵は完全に紛失しても再作成することができます。
ただし廃車(永久抹消)にするときはどのみち解体してしまうので、鍵は必要ありません。
廃車にするときは鍵無しでもOK
廃車(永久抹消)するときは、鍵が無くても手続きができます。
ただし車を解体する必要があるため、鍵がないときはレッカー車などで搬送する必要があります。
レッカー車に乗せる時も、クレーンで吊り上げて引き取る必要があるため通常より費用が高額になる傾向にあります。
なお、廃車専門店ですと無料で引き取りをしてくれるかもしれません。一度問い合わせしてみると良いかもしれませんね。
廃車にするときに必要な書類
鍵の無い車を廃車(永久抹消)にするときは、レッカーでの運送する必要があります。
レッカー費用を考えると、廃車専門店に依頼するのが安く済むかもしれません。
廃車を依頼するときは次の書類を用意します。
- 車検証
- 所有者の印鑑証明書(3ヵ月以内)
- ナンバープレート(2枚)
- リサイクル料金預託証明書
- 自動車税納税証明書
- 委任状
用意するのに一番手間がかかるのは「印鑑証明書」ですね。
廃車することが決まったら事前に用意しておくと手続きがスムーズです。
委任状は廃車手続きを代行依頼するために必要になります。書類は廃車専門店で用意してくれますので特段用意する必要はありません。
車を売るときはマイナス査定になる
車を売るときは、鍵が無いとマイナス査定になります。中古車として再販するために鍵は必要ですからね。
マイナス査定の評価額は、鍵の再作成にかかる費用分と考えて良いでしょう。
車が国産か輸入車か、イモビラザーか普通の鍵かで費用が異なりますが、おおよそ以下の通りです。
車種 | 種類 | 作成料金 |
---|---|---|
国産車 | 普通の鍵 | 約15,000円 |
イモビラザー | 約40,000円 | |
輸入車 | 普通の鍵 | 約25,000円 |
イモビラザー | 約60,000円 |
なお、ドアが閉まっている状態だと費用が割り増しになる可能性があります。
また、鍵が無い状態の車は長年車に乗っていなかった場合もあると思います。バッテリーがあがっていたり故障していたりするケースではさらにマイナス査定になります。
車を高く売る方法
鍵の無い車はマイナス査定になることは避けられませんが、高く売るためには「高く買取ってくれるお店」を探すことがポイントになります。
一番手っ取り早いのはネット上の一括買取査定を申し込んで複数社に見積もりを依頼することです。買取店も商売ですので、できるだけ安く(できれば0円)仕入れたいと思っています。
複数社に見積もりを依頼することで査定額を比較することができ、一番高値を出したお店を見つけることができます。
1社だけに見積もりを依頼すると足元を見られてしまうので、競合他社と競わせることが高く売るためのポイントになります。