廃車手続きに要する日数は1日~10日間程度が目安
廃車は一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があります。
一時抹消は海外出張や転勤などで将来的に車を使用する場合の手続きです。永久抹消は完全に解体(スクラップ)する場合の手続きです。
廃車手続きに要する日数の目安は次の通りです。
手続き完了の目安 | 還付される税金 | |
---|---|---|
一時抹消 | 1日~3日 | ・自動車税 (軽自動車は対象外) |
永久抹消 | 3日~10日 | ・自動車税 ・自動車重量税 |
廃車手続きの期間(目安)
廃車手続きに要する期間は一時抹消で1日~3日、永久抹消で3日~10日程度要するのが一般的です。
普通車を廃車にするときは、印鑑証明書が必要になります。
また、車の所有者と使用者の名義が異なる場合は委任状の用意が必要になるので、予想以上に書類作成に時間を要することがあります。
永久抹消の場合は加えて解体が完了するまでの期間も加わります。解体が混んでいるときは順番待ちとなるため時間がかかることがあります。
廃車手続きで還付される税金
廃車手続きを行うことで自動車税と自動車重量税が還付されます。還付金は月割りで計算されるので同月内であれば同額になります。
(例えば1月1日に手続きが完了した場合と1月31日に完了した場合では同額の還付金になります。)
ただし還付されるのは1か月以上の残月数がある場合に限られます。1か月未満の場合は還付されませんのでご注意ください。
還付金を多く受け取るためには申請~完了まで月をまたがらないことです。必要な書類を早く用意し申請を完了させることが大切です。
廃車手続きの依頼先
廃車を請け負てくれる業者は主にディーラーや解体業者、自動車整備工場などがあります。業者に廃車を依頼した場合は、手続きを代行してもらう場合もあります。
代行した場合は廃車に必要な日数分を加味して還付金と相殺した手数料が必要になるでしょう。
自分で廃車手続きをした場合は余分な手数料はかからなくて済みますが、自分で陸運支局(軽自動車は軽自動車検査協会)へ出向いて書類を作成する必要があります。
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