車検証もナンバープレートも無い車を廃車にする方法
廃車手続きにをするには次の4つの書類が必要です。
「車検証」を紛失した場合
車検証は車の身分証明書ともいえるもので、廃車手続きにも必要になります。
紛失したときは車を管轄する陸運支局で再発行ができます。申請に必要な書類は次の通りです。
必要な書類 | 概要 |
---|---|
車検証 | 汚損したものが残っている場合は返納します。 |
理由書 | 紛失や盗難などの理由で返納できない場合に提出が必要です。 |
身分証明書 | 免許証、健康費検証、パスポートなど |
手数料納付書 | 手数料を納める為の書類です。手数料は約300円です。 |
申請をディーラーなど自分以外の人に代行する場合は、認め印の「委任状」も必要になります。
なお、軽自動車の場合は軽自動車検査協会にて再発行手続きを行います。
「ナンバープレート」を紛失した場合
ナンバープレートを紛失した場合は、車検証さえあれば廃車手続きができます。
ただしナンバープレートが盗難にあったり走行中に脱落して紛失したときは悪用される可能性もあります。
紛失した時点で早めに警察へ届け出ましょう。
「リサイクル券(預託証明書)」を紛失した場合
リサイクル料金は2005年から支払いが義務付けられました。料金はエアバックの個数やエアコンの有り無しなどの基準により、車種やグレードごとによって定めています。
リサイクル料金はおよそ6,000円~18,000円で、通常は車を購入した時点で支払いを終えています。
リサイクル料金を支払っている場合であっても支払いを証明する「リサイクル券」は再発行することができません。
リサイクル券の代わりになるのは、「自動車リサイクル料金の預託状況」です。自動車リサイクルシステムのウエブサイトから車種を検索して印刷してください。(ご利用時間帯は7:00~24:00までになります。)
自動車税納税証明書を紛失した場合
自動車税納税証明書を紛失した場合は、陸運支局で再発行してもらえます。再発行必要のは「車検証」と「印鑑」です。
手数料は無料であることが一般的で、即日発行してくれます。
盗難や災害で車が無くなった場合の廃車方法
盗難や災害で車が手元にないときは、廃車手続きをしない限り毎年自動車税がかかります。
廃車手続きは一時抹消登録と永久抹消登録の2つがあります。いずれの場合も次の書類を用意することで手続きができます。
状況 | 必要書類 | 書類の発行元 |
---|---|---|
盗難 | 盗難届 | 警察 |
災害 | 罹災証明書 | 消防署または市区町村役場 |
盗難や災害で無くなった車は悪用される可能性もあるので、手続きは早めに行うことが大切です。
手間をかけず無料で廃車する方法
自分で廃車の手続きをすべて行うと手数料負担を減らすことができますが、とても手間と労力がかかります。
お勧めは廃車引き取りを専門にするお店に依頼するとことです。
専門店に依頼すると手続き・搬送・スクラップ費用を無料で対応してくれます。
さらに自動車税・重量税・自賠責保険の3つを返金してくれるのが有難いです。
廃車専門店で有名なのは「カーネクスト」ですね。24時間年中無休で対応してくれるようです。
買取専門店に売ることも考える
「走行距離が10万キロオーバーの車」や「年式が10年以上古い車」は廃車にするものだと思い込んでる人も多いですよね。
廃車にするくらいボロボロな車であっても、耐久性のある日本車は東南アジアや中東で人気があるのをご存じでしょうか?
例えボロボロの車であっても走行できるのであれば無料どころか買取してくれる可能性が高くなります。
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