雪が降るとワイパーを上げる3つの理由
雪が降るとワイパーを上げている車を良く見かけますよね。
ワイパーを上げる理由は次の3つです。
1)ガラスの除雪を簡単にするため
ワイパーを上げる最大の理由は、「除雪がしやすくなる」ためです。
フロントガラスやリアガラスにワイパーが雪で埋まっていると、ぶつけないよう注意しながら除雪しなくてはいけません。
ワイパー周りの雪も除雪しないとワイパーも動かないので、いずれにせよワイパーを上げて除雪をしなくてはいけません。
予めワイパーを上げておくことで、積もった雪を一気に下すことができます。
2)ワイパーのダメージを軽減させる
雪が降る地域では、雪用ワイパー(スノーブレード)の装着が一般的です。
雪用ワイパーは雪や氷がつきにくい素材でできており、凍結でガラスとくっついたりする心配がありません。
しかし雪国でない地域では普通のワイパーを装着しているので、大雪が降ると凍ってしまうことがあります。
ワイパーが凍り付いたままワイパーを稼働させると、モーターに負荷がかかり故障あるいはヒューズが飛ぶトラブルが稀に起こります。
3)リアワイパーの破損を防止するため
特にワンボックスやハッチバックタイプの車は、リア(後方)ウインドウが垂直に近い角度ですよね。
リアのワイパーは窓の下側に付いているのが一般的で、リアワイパーに雪が積もりやすくなります。
この積もった雪は結構な重さになるので、重みに負けてリアワイパーが破損してしまうことがあります。
多くはモーターとワイパーブレードを固定するナットが緩んでしまうことが原因ですが、場合によってはブレード自体が曲がってしまうこともあるので注意しましょう。
雪が降る日はできる限りワイパーを上げておこう
ワイパーを上げていないことで必ずしも故障や破損の原因にはつながりません。
いちいちワイパーを上げるのが面倒なときは、わざわざ上げる必要はないでしょう。
ただし雪が降った後、すぐに車に乗る用事があるのであれば…除雪する手間が減るのでおススメです。
雪が降る日は可能な限りワイパーを上げておきましょう。
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