オークション（個人売買）で車を高く売る方法とは？

愛車を売却するには新車の購入時にディーラーで引き取ってもらう「下取り」と、買い取り専門店で現金で売却する「買取」が主な方法ですが、「オークション」で売る方法もあります。

オークションは大きく分けて以下の2パターンがあります。

ヤフーオークションなど（個人売買）で売却する方法

主にネット上での売買に限定すると、売買専門の掲示板の利用または、ヤフーオークションが有名です。ネットを利用することで、地域の制約を受けることなく全国規模で交渉が行えるのが魅力的です。

個人売買のメリット

自分のいい値で価格を決められる

下取りや買取はディーラーまたは買取会社の査定により価格が決定します。査定の基準はノーマル仕様の車で色は白か黒、グレーといった具合の車が査定基準となりますので、オプションをつけたりした個性的な車はまず評価されません。

また、下取り、買取いずれも仲介手数料や整備費用など諸経費が加味されていますので、その分査定金額が安くなってしまいます。

オークションや個人売買で車を買うユーザからしても、この諸経費分のコストを支払わなくて良いので安く車を購入できるメリットがあります。ヤフオクなどでは、出品する前に最低落札価格を設定できるので、希望する価格で販売できない場合は売買をやめることも手軽にできます。

消費税を支払わなくて良い

下取りや売買は、査定金額に消費税が含まれております。車体の査定価格と消費税が含まれた総金額を査定価格としている場合が多いですが、消費税分のコストがかかっていることになります。

オークションや個人売買は個人取引のため、諸費税は加算されません。増税が積極的に行われている今日ではとてもありがたいことです。消費税がかからない分、売り手は高く売ることができるし、買い手は安く購入することができます。

個人売買のデメリット

取引のトラブルが多い

ヤフーの知恵袋で「車　オークション　トラブル」で検索してもらうとすぐにわかりますが、とにかく個人売買はトラブルが多いです。お金を満額振り込まれなかったり、落札後に途中キャンセルをしたり、個人売買ならではのトラブルが多くあります。

また、オークションで売るのは個人ばかりではなく中古車販売業者も交じっています。業者が個人オークションを利用する理由として、業者オークションで売れないような車でも売れるとわかっているためです。一見綺麗な車でも実は故障者や冠水車など問題の車を平気で出品する悪質な業者がいることは事実です。そのため購入者も警戒心が強く、オークション市場の健全性が危うくなっている状況でもあります。

購入する相手の顔が見えない

「売買後に相手が車の名義を変更すると言っていたのに変更してくれない。」、「購入後に車の傷などに文句を言ってきて返金を求められた。」

オークションは不特定多数の人と簡単に取引ができる反面、顔が見えないために悪意のある人を見分けることがとても難しくトラブルが絶えません。

もちろんすべての買主がそうではなく一部ではありますが、売主が買主を選ぶことができないため、トラブルのリスクを考えると下取りや買取が安全であると言えます。

オークションや個人売買の車の輸送方法

個人取引で一番安い輸送方法は、自分で現地に行って乗って帰ってくることです。またはキャリアカー（車載車）をレンタルし、自分で運ぶことです。

時間や手間がを省きたい方は、全国ネットで陸送を引き受けている業者もありますので活用してみてください。以下、輸送会社の一例です。

マイカーバイク輸送サービス　ゼロ
陸送ネット
YTK-GOOD-UP