集中豪雨による道路の増水に注意
このところ集中豪雨(ゲリラ豪雨)が多いと思いませんか?
集中豪雨は雨量が多いと自然界で処理しきれず災害として牙をむきます。災害は車にとっても深刻な事態です。
災害は予期し無いときに起きるものですが、起きてからパニックにならないために予備知識を入れておくと良いでしょう。
集中豪雨の数は年々増えている!
日本各地で局地的に強い雨が短時間に集中して降る「集中豪雨」が多発しています。
参考:気象庁
上の表は気象庁がまとめた現在から40年前までの降水量です。年々右肩上がりで雨量が増えていることが分かります。
ここ20年の間で言うと、1時間で100㎜以上の大雨は約2倍増えているようです。
集中豪雨は「バケツの水をひっくり返してしまったような雨」と例えられますが・・・
雨量が1時間100mmだと、バケツの水を約100杯ひっくり返した量となるようです。
集中豪雨による車の被害とは?
集中豪雨で最も怖いのは、大量の水を山や河川、大地の許容量を超えてしまい氾濫することです。
河川の氾濫
豪雨により河川の堤防を越えてしまった場合は、近隣の市街地へ洪水が起きるかもしれません。
洪水による水の力は非常に強く、数トンある車を簡単に流してしまうほどの力があります。
例えば2010年7月に岐阜県に起きた集中豪雨。河川が氾濫したことで、大型トラックが10台流されました。
参考:内閣府 防災情報のページ
大型トラックは1台で20トンほどの重量があります。その重量をもってしても流されるのですから、洪水がどれほどの威力かは想像に難しくありません。
自家用車の重量は1トン~2トン程度ですので、軽微な洪水でも流されるでしょう。
アンダーパスによる浸水
河川が氾濫すると路面を浸水させます。特に都市部は地面がコンクリートに覆われているため、雨水を吸収することができません。
雨水はすべて下水へ流れますが、処理能力を超えると市街地へ溢れ出します。
特に危ないのは水が溜まりやすい「アンダーパス」です。
アンダーパスは立体交差で道路の下を掘り下げて作られているため、水が溜まりやすくなっています。
夜など水が溜まっていることに気付かず、あるいはそんなに深くはないと思い込み走行し冠水してしまうことがあります。
参考:北九州市役所
ひょう被害
積乱雲の発達で発生する「ひょう」は6月~7月に頻発します。ひょうは直径2センチ~5センチほどの大きさですが、稀に10cmほどの大きさになります。
ゴルフボールほどのひょうが車のボンネットに当たるとボンネットやルーフが凹んでしまうことがあります。
※ボンネットが凹んでしまった車は修復歴車(事故車)扱いになり価値が大幅に下落してしまいます。
集中豪雨の被害から車を守る方法
増水した道路は無理に走ってはいけない
集中豪雨は夜~朝方に発生することが多いため、就寝中に被害が起きやすい傾向にあると言えます。
もし増水した道路を走行してしまった場合は・・・水位がマフラー以上あるときは、無理に走行しないで停止し、エンジンを切ったほうが良いでしょう。
水位がマフラーより上にあると、水がマフラーを逆流しエンジンルームへ侵入する可能性が高くなります。
エンジンルームに水が入るとエンジンが破損し走行不能になってしまうからです。
また、電子基板が浸水によりショートするため、エンジンは切った方が良いでしょう。
事前に車両保険に入っておく
集中豪雨が増えている近年は、洪水などの被害を受けやすいと言えます。
事前に車両保険に加入していると、車が浸水した場合の修理費あるいは全損費が補償されます。
車両保険は「一般型」と「エコノミータイプ」の2種類ありますが、どちらでも補償の対象になります。ただし、補償の限度は時価額までとなりますのでご注意ください。
冠水車を高く売る方法
洪水などの被害で車が冠水してしまった場合は、何かしらのトラブルを抱えているかと思います。
車内までドブ水が入ってきたときは生臭い異臭が取れないこともありますし、エンジンや電気系統にトラブルを抱えていることが多くあります。
冠水車は修理が難しいため、高い確率で「廃車」扱いとなります。廃車になるからと言って1円にもならないわけではありません。
人気車種や低年式の車は部品取りとしての価値がありますし、海外需要がある日本車は高値で取引される傾向にあるためです。
冠水車を高く売るために大切なのは、高く買取ってくれる買取業者を見つけることに尽きます。そのために複数社の買取会社へ査定を依頼することをお勧めします。
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