車を廃車するときに必要な3つの費用
廃車にするとき必要な費用は次の3つです。
リサイクル料金
リサイクル料金は2005年から支払いが義務付けられました。料金はエアバックの個数やエアコンの有り無しなどの基準により、自動車メーカーが車種やグレードごとに定めています。
リサイクル料金はおよそ6,000円~18,000円で、通常は車を購入した時点で支払いを終えています。未払いの時は廃車時に支払いが必要になります。
廃車を搬送する費用
廃車(永久抹消)するときは、解体証明書が必要になります。解体は近所にある解体業者が引き受けてくれます。
解体業者まで自走して持っていけば無料、あるいは鉄くず代として数千円~数万円ほどお金がもらえます。
鉄くずの価格は経済景気によって左右されます。景気が良ければ高くなり、不景気だと安くなります。
廃車の手続き費用
廃車の手続きは陸運局で行います。手続きは自分で行うと用紙代100円程度の出費で済みます。
司法書士などへ代行依頼した場合はおおよそ1万円の費用がかかります。
なお、廃車の手続きに必要な書類は次の通りです。
廃車手続きに必要な書類
- 車検証
- ナンバープレート
- リサイクル料金預託証明書
- 自動車税納税証明書
- 自動車税自動車取得税申告書
- 抹消登録申請書
- 手数料納付書
- 委任状(代行依頼する時)
廃車すると還付されるお金
年度の途中で廃車手続きを申請した場合、還付の申請をすることで自動車税(軽自動車を除く)と自動車重量税が戻ってきます。
還付金を受け取るには廃車の申請と同時に申し込む必要があります。うっかり還付の申請を忘れてると受けることができませんので注意しましょう。
廃車で還付されるお金
乗用車 | 軽自動車 | |
---|---|---|
自動車税 | ○ | × |
重量税 | ○ | ○ |
自賠責保険 | ○ | ○ |
手間をかけず無料で廃車する方法
自分で廃車の手続きをすべて行うと手数料負担を減らすことができますが、とても手間と労力がかかります。
お勧めは廃車引き取りを専門にするお店に依頼するとことです。
専門店に依頼すると手続き・搬送・スクラップ費用を無料で対応してくれます。
さらに自動車税・重量税・自賠責保険の3つを返金してくれるのが有難いです。
廃車専門店で有名なのは「カーネクスト」ですね。24時間年中無休で対応してくれるようです。
買取専門店に売ることも考える
「走行距離が10万キロオーバーの車」や「年式が10年以上古い車」は廃車にするものだと思い込んでる人も多いですよね。
廃車にするくらいボロボロな車であっても、耐久性のある日本車は東南アジアや中東で人気があるのをご存じでしょうか?
例えボロボロの車であっても走行できるのであれば無料どころか買取してくれる可能性が高くなります。
私も廃車にしようと思っていた10年落ちの日産ティーダを15万円で売ることができました。
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