横転した車は廃車にするしかない?
車の横転事故は年間で2,000件ほど発生しています。
車両の相互事故によるものが過半数ですが、単独事故で横転することもありますよね。
横転するとルーフパネルが破損してしまいます。
ルーフパネルは車体の骨格部分であるため修復歴車(事故車)扱いになり価値が大幅に下がってしまいます。
横転事故を起こす原因
横転事故は主に「横滑り」・「乗り上げ」・「落下」の3種類が原因で起こります。
出典: (財)交通事故総合分析センター
特にスピードを出しているときに車体のバランスを崩しやすく、コーナーを高速で曲がっているときの重力と道路状況で簡単に横転してしまいます。
また、交差点を通過したときに出合い頭に別の車両が接触することで横滑りが発生し横転することもあります。
横転しやすい車種
単独事故で横転しやすい車は軽自動車、SUV、貨物車が多いようです。
車高が高い点と、タイヤのサイズによりバランスが崩しやすいものと思われますが、車の使用環境に依存するものと考えられます。
出典: (財)交通事故総合分析センター
車両相互の事故では単独事故と同様に軽自動車、SUV、貨物車が多くなっていますが、加えて1BOXミニバンも増加しているようです。
横転事故はスピードの出しすぎ・過積載・整備不良や突然の動物の飛び出しなどたくさんの要因が考えられます。
予期しない時に突然に車のバランスが崩れて横転する状況がうかがえます。シートベルトをしていない状況で横転すると、高い確率で社外へ投げ出されてしまうようです。
運転技量に自信があって安全運転していたとしても、車両相互事故により横転する可能性もありますのでシートベルトは必ず着用しましょう。
横転した車は価値が大幅に下がる
車が横転すると、車の骨格部分であるフレームに損傷を及ぼします。特に上部のルーフパネルは衝撃に弱くへこみやすい部分なので、横転すると損傷してしまいます。
ルーフパネルなどフレームを破損した車は修復歴車として取り扱われるため査定額が大幅に下落してしまいます。
修復歴車の評価が大幅に下がるのは、フレームを損傷したことで安全面で問題が生じる可能性があるためです。
また、フレームが破損することで車のアライメントが狂いやすくなるため、まっすぐに走行できないなどのトラブルが発生することもあります。
横転事故でそれほど大きな損傷は無く、多少ルーフパネルが凹んだだけでも、残念ながら修復歴として判断されてしまうでしょう。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
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