車の色で失敗しない!ボディカラーの選び方
車の色選びで悩む方は多くいます。悩む方は色の選択だけで1か月もかかる人もいます。
色は、もちろん車を買う人の「好きな色」が一番の決定材料になります。決定材料は、大きくわけると次の3つに分けることができます。
- とにかく自分の好きな色を選ぶ
- 汚れが目立ちにくい色を選ぶ
- メーカーおススメの色を選ぶ
- 売却に有利な色を選ぶ
とにかく自分の好きな色を選ぶ
新車を購入するときに、車種によりますが大抵は10種類くらいから選びます。代表的な色でイメージするのは、次の表のような感じになります。
車の色 | 良い | 悪い |
---|---|---|
白色 | ・幅広い年齢層に好かれる ・清潔感がある | ・商用車っぽく見える ・無難な色すぎてつまらない |
黒色 | ・高級感がある ・ボディが引き締まって見える | ・汚れや傷が目立ちやすい ・暗い人が乗っているイメージがある |
赤色 | ・イタリア車的なカッコよく見える ・ワインのような優雅さを感じる | ・派手に見られる ・目立ちたがりに見られる |
黄色 | ・個性的なイメージ ・スポーツカーに似合う | ・奇抜に見える ・落ち着きがない |
緑色 | ・環境に配慮した印象がある ・奇抜すぎず暗すぎずバランスが良い | ・大衆車っぽく見える ・飽きられやすい色 |
青色 | ・高級感がある ・爽やかなイメージがある | ・車種によっては似合わない ・無難すぎる |
シルバー | ・シャープな印象を与える ・汚れや傷が目立ちにくい | ・個性が無い ・平凡に見られる |
スポーツカーを乗るなら個性的な赤や黄色を選んだり、ファミリーカーなら白やシルバーを選んだりと好きな色を選びます。
自分で金を出して買う自分の車ですから、流行に流されず「自分が好きな色」を選ぶという選択の方法です。
ただし「自分の好きな色」がたくさんあって決めることができない優柔不断な方も多くいるのは事実です。
汚れが目立ちにくい色を選ぶ
「自分の好きな色」がたくさんあって決めることができない方は、手入れが楽どうかの基準で選ぶことが多いです。手入れとは主に泥やほこりなどの汚れが気になるときの洗車が主な作業になります。こまめに洗車をすることが好きな方や嫌ではない方は特に気にすることではありませんが、できることなら最小限の洗車で楽に済ませたい方は重要な要素です。
「汚れに近い色」が汚れが目立いにくい色になりますので、「シルバー」「アクアブルー」「ベージュ」このような淡い色が該当します。
一番汚れが目立つのは断然「黒」になります。一度雨が降れば泥跳ねで真っ白く汚れてしまいます。なので汚れが気になる人は洗車が日課になるほど洗車することになります。
白色は埃汚れだと同じ色なので目立つことはありませんが、雨が2~3回降ると雨染みの黒い縦筋がドアノブやサイドミラーから垂れた場合、汚れがとても目立ちます。
メーカーおススメの色を選ぶ
車の色選びでいよいよ悩んでしまった方はメーカーがおススメする色を選択するのもおススメです。各メーカーは新車を発表するときに、その車種のイメージカラーを決めています。イメージカラーを前面にCMやパンフレットで使うのですが、すなわち「その車種に合った色」ということになるので一番しっくりくる色といえます。
各メーカーのwebページに掲載される車種の一番最初に表示される色や、カタログの巻頭の色がイメージカラーになりますので参考にしてみてください。
ちなみにトヨタの2015年シエンタのイメージカラーは「黄色」です。奇抜ですね。
売却に有利な色を選ぶ
車を買取や下取りで売却するとき、「車の色」も評価の対象になります。車の色にも人気あるいは不人気があります。といっても人気のある色は「黒」と「白」の2色でほぼ固まっています。また、「シルバー」も安定した人気がありますので、売却を見据えて色を選ぶならこの3色から選ぶとぶなんです。逆に人気の無い色は「派手な色」です。
ただし色は経済状況にも影響があり、景気悪いときは「白、黒」が好まれますが、景気良いくなると「明るい」色が好まれます。将来的に日本の景気は明るいようであれば、「明るい色」を選ばれたほうが良いことになります。
車の色のほかに売却に有利な点は「高く車を売るための8つのポイント」をあわせてご参照ください。