修理できる車のパンクとできないパンク
タイヤがパンクした時の対処方法は、スペアタイヤを自分で交換する、あるいはロードサービスを呼んで整備工場などへ移送してもらうことになります。
いずれにしても、パンクしたタイヤを修理する必要があります。
修理できるパンクとできないパンクをご紹介します。
修理できるパンクとできないパンク
高価なタイヤほどできることなら修理で安く済ませたいですよね。
修理できるパンク
次の条件を満たすパンクは「プラグ修理」と呼ばれる方法で修理が可能です。
プラグ修理はプラグと呼ばれる専用のゴム片を、開いた穴にねじ込んで修理する方法です。
- 6mm程度の小さな穴
- 穴が2か所まで(間が40cm未満)
- 穴がトレッド面(接地面)にある
タイヤの穴が6mm以上となる場合や、サイドウォール(側面)に穴がある場合はタイヤの強度が不足してしまいます。
また、修理できる個所は2か所までとなり、穴の間が40cm未満である必要があり、それ以上だと強度上問題があります。
上記の条件に反して仮に外見上は綺麗に修理できたとしても強度が不足しています。
強度が不足していると走行中にバーストを起こすなど大事故につながりかねません。
なお、プラグ修理ばDIYで修理も可能です。
一部タイヤ専門店では「焼き付け修理」と呼ばれる方法で修理を行っています。
焼き付け修理とは、生ゴムを溶かして穴に埋め込む方法で、パンク修理では一番確実な修理方法と言われています。
焼き付け修理であればサイドウォール(側面)であっても修理可能です。
また、近年は強力な接着剤の登場で焼き付け修理と同等の効果が得られる方法もでてきております。
プラグ修理できない場合は一度タイヤ専門店に相談することをお勧めします。
修理できないパンク
修理できないパンクは、上述の「プラグ修理」や「焼き付け修理」では修理できない程度のパンクになります。
サイドウォール(側面)をこすったことによるバーストや高速走行時のバースト、ホイールリムの変形など亀裂パンクが主な原因です。
修理できないパンクの特徴として徐々に空気圧が下がるのではなく、バーストなどを引き起こすような一気にぺチャンコになります。
修理できない場合は新品交換が必要となります。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
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