買取専門店で「高値」で売るにはコツがあります！

「せっかく愛車を売るなら1円でも高く売りたい！」・・・でもどうすればスムーズにかつ高値で売ることができるのでしょうか？プロの買取店員が本当は言いたくない「買取」で高く売る方法をご紹介します。

車の買取専門店で売るのがお得！

車を売る方法として主に「下取り」と「買取」があります。どちらにも長所短所がありますが、単純に1円でも高く売りたい場合は、買取専門店に売った方が有利なケースが多いです。「ガリバー」や「T-UP」のCMは車の事を知らない人でも知っているあの会社こそ「買取専門店」です。

大手の買取専門業者をはじめ全国に大小たくさんの業者があります。回収専門業者が買取価格を決める査定では、オークション市場の相場をもとに算出します。

相場から買取に掛かる費用（人件費や輸送費など）と買取専門会社の儲けを差し引いた分が買取価格となります。

例えばオークション相場が50万円の車の場合、経費と利益が30万円のケースでは、買取価格は20万円となります。

「オークション相場」は、市場でのリアルタイムの価格になるので時期や季節など大きく左右されます。中古車が一番売れる時期が3月になります。3月に売る車を仕入れるために1月～2月に買取る車が1年の中で一番高値になる傾向にあります。

「買取にかかる費用」とは車を査定する査定士の人件費をはじめ、買取った車の輸送費、事業費、広告などの販管費が含まれます。大小の業者により費用に差はありますが、おおむね1台あたり5万円～10万円ほどになります。

また、利益分は10万～20万円といったところです。買取業者が強く買い取りたいと思ったとき、この利益分を削って買取価格を上乗せするという具合になります。

買取で成功する５つのポイント

１．信頼できる営業マンに出会うこと 

高値で売りたい気持ちが強いために何十社も査定依頼した経験のある方ならわかるとおもいますが、5社から10社と交渉していると非常に体力を消耗します。

なので可能な限り査定の回数は少ないに越したことは無いです。ただし、査定士や営業マンによって信頼できる人、できない人などまちまちです。

中には悪質な手（少し高めに価格を提示していったん契約。車を引き取ってから査定のときには見つけられなかった瑕疵が見つかったので減額するなど）を使い買い手をだまして買取る業者もいるのも残念ながら事実です。

せっかく売るなら信頼できる営業マンに売りたいものです。

数社査定を依頼し「この人ならば！」とおもう営業マンと出会たときに徹底的に猛アタックしたほうが効果的です。

２．買取価格にさほど差はないことを承知し査定に臨むこと

業者が買い取った後はオークションにかけられるので、上限価格はどこもそれほど差はなくほぼ同じとなることがほとんどです。

買取価格は「オークション市場の相場」から「買取の経費＋業者の利益」を差し引いた金額になります。

買取の経費はどの業者もそれほど大差がないため、おおむねどの業者で査定しても上限の価格は同じになります。

３．買取価格は2回以上交渉すること！

買取査定で営業マンが最初に提示する価格は間違いなく低値です。この金額で納得しては確実に損をします。一度NOというと、営業マンは本社に電話するなどと言い再度価格を提示してきます。

これはいわばパフォーマンスの一種であり、2回目で提示される価格が一番の高値だと心得ましょう。

４．改造車や輸入車は中古専門業者の最低も検討すべし！

マフラーやエアロなど、こだわりぬいてカスタムした愛車の場合、そのカスタム代も査定の好条件になると思ったら大間違いです。

トヨタの８６など名車など別格な車もありますが、基本的に買取業者がその後販売するオークション市場では「ノーマル車」が一番の人気（市場がある）になります。

カスタム車や輸入車などの場合、その種の車を専門で販売する中古専門店に査定を依頼することをおススメします。

専門店では、オークションを通さず自社の販売店に直接卸すため、余計なマージンが発生しません。
また、その手の車好きの需要を囲い込めているため、買取専門業者よりも高値になる傾向にあります。

５．査定の前に車を洗車しておこう！

実際の査定では減点法を用いて評価されます。減点法の中には車の傷や走行距離、社内の臭いなどがあります。
汚れに関しては大きな原点にはなりませんが、査定士も人間。

汚い車と綺麗な車では評価に若干の違いがでます。この若干の違いが総合評価とし数字にでてくる傾向にあります。せっかく売るなら1円でも高くしたいですよね。