バッテリーがあがってしまった場合の3つの対処方法
バッテリーあがりを起こす原因で最も多いのは、ライトの消し忘れです。いざエンジンをかけようと思ってもセルが回らず青ざめた時点で事態に気付くことが多いかと思います。
バッテリーがあがりは電気の使用量を上回ることで充電不足になっている状態です。単に充電不足であれば充電することで解決します。
急なバッテリーあがりの対処方法をご紹介します。
バッテリーあがりの対象方法
バッテリーあがりの時、まずはエンジンルームを開いて バッテリー液の残量を確認してください。バッテリー内部の極板が劣化していたりバッテリー液が極端に少ない、あるいは硫黄の臭いがする場合は充電しても解決しません。
1.ブースターケーブルを使って充電する
バッテリーあがりを起こしたら他の車とブースターケーブルでつないで充電することができます。ブースターケーブルはAmazonなど2千円ほどで購入することができます。万が一に備えて積んでおきましょう。
ブースターケーブルを使用する際は、双方の車のエンジンを止めてケーブルを接続します。
接続したら救援車のエンジンをかけニュートラルの状態でアクセルを踏み回転数を高め充電を促します。数分経つとエンジンがかかる程度に充電されているのでセルを回してエンジンをかけます。
エンジンがかかればニュートラルの状態でアクセルを踏んで回転数を高めてしばらく充電を促します。
ブースターケーブルを使えば10分もあれば充電ができ走行することができます。ただし救援車を探す必要があるため遠方に出ている時や人里離れた地域にいる場合は解決できないデメリットがあります。
2.自動車保険のロードサービスを利用する
近くに救援車がいない場合やブースターケーブルを持っていない時は、ロードサービスを利用しましょう。
もし自動車保険に加入していると無料のロードサービスを利用できるケースが増えているのでチェックしてみましょう。
保険会社によってサービス内容に差がありますが、ロードサービス会社を派遣してブースターケーブルをつないで応急処置するサービスは無料で行っているのが一般的です。ただしバッテリー交換は有償となります。
保険会社のロードサービスは無料の付帯サービスなので、利用しても等級に影響がないので安心です。利用できるかどうか問い合わせをしてみましょう。
3.JAFを利用する
自動車保険にロードサービスが無い場合、最も頼りになるのがJAFです。JAFは民間のロードサービス会社で全国24時間対応してくれるのが安心です。
JAFの会員であれば無料で対応してくれますが、非会員でも有料で対応してくれます。電話番号は全国0570-00-8139です。
電話:0570-00-8139(24時間年中無休)
なお、非会員の場合の料金の目安は以下の通りです。
内容 | 料金 |
---|---|
一般道 | 12,880円 |
高速道路(PA・SA内) | 14.940 円 |
高速道路(PA・SA外) | 21,100円 |
料金は、基本料と作業料の合計になります。夜間対応(20時~8時)や高速道路などは別途費用がかかります。