車のドアが突然開かなくなった！４つの原因と対処方法

車のドアが突然開かなくなる原因は、ドアノブの故障だけとは限りません。

チャイルドロックと呼ばれる安全装置の作動が原因であったり、物が挟まっている場合などが考えられます。

すぐに故障と決めつけず、冷静に原因を見つけて対処しましょう。

ドアが開かなくなったときの原因と対処方法をご紹介します。

内側のドアが開かない

まずは内側のドアが開かない原因を２つご紹介します。

原因１．チャイルドドアロックがONになっている

次の症状が当てはまるときは、「チャイルドロック」がONになっている可能性があります。

• 後部座席の内側から開かない
• ドアのロックは解除済み
• ドアノブを引いても抵抗が無い

チャイルドロックは、子どもが内側から誤ってドアを開けないようにするための機能です。

後部席ドアの側面にスライドできる突起物があり、チャイルドロックのONとOFFができる仕組みになっています。

チャイルドロックをONにすると、内側のドアノブを引いても「ガチャ」と開く抵抗が無くなります。

なお、チャイルドロックがONの場合でも外側がら開くことは可能です。

チャイルドロックは故障ではなく安全装置です。知らないうちにロックがONになっていて、慌てることがないようにしましょう。

原因２．インナーハンドルの故障

チャイルドロックがOFFになっているのに関わらず、内側のドアノブを引いても抵抗が無い場合は…ドアノブ（インナーハンドル）が壊れている可能性が考えられます。

インナーハンドルは、使用状況や経年劣化で破損することがあります。

破損した場合は、ドアノブを交換して直しましょう。費用は3,000円～5,000円程度です。

外側のドアが開かない

次に外側のドアが開かない原因を２つご紹介します。

原因３．シートベルトやマフラーなどが挟まっている

ドアの側面にあるロック部分に、シートベルトなどのモノがはさまると、ドアが開かなくなることがあります。

モノが挟まりドアノブを引いてもドアが開かなくなってしまった場合は…腕力で開けるしかありません。

「ドアが開かない！」と焦り引くことだけを考えがちですが、1か所に力が加わるとドアノブが破損することがあるので注意が必要です。

一番良い開け方は、2人組になり、一人が内側から押して、もう一人が外側から引いてみる方法です。

モノの挟まり具合にもよりますが、内側から押す力は幼稚園児（5歳くらい）の力でも十分開けることができます。（主婦と5歳女児2人で実証済み）

原因４．アウターハンドルの故障

ドア側面にモノが挟まっていないのに、ドアを引いても開かない時は…ドアノブ（アウターハンドル）が破損している可能性が考えられます。

アウターハンドルが故障した場合は、ディーラなどで取り寄せて交換が必要になります。交換費用は5千円～1万円程度になります。

修理費が高い場合は乗り換えも検討する

年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。

修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。

中古車は年式が1日でも低ければ低いほど査定に有利な傾向があります。少しでも「売りろうかな…」とおもったら、無料の一括査定の申込みも視野に入れましょう。

もし満足のいく査定額でなくても無理して売る必要はありませんしね。何より無料なので試してみる価値があります。