パワーウインドウが途中で止まる4つの原因と対処方法
パワーウインドウを開閉が遅いと感じたり、あるいは途中で止まってしまう場合は部品の劣化が原因と考えられます。
主な原因は次の4つが考えられます。原因と対象方法をご紹介します。
- ガラスランの劣化
- ギアの摩耗
- モーターの劣化
- バッテリー切れ
1.ガラスランの劣化
ガラスランとは、ドアの枠についているゴム枠のことです。ドアガラスを閉めたときに隙間から雨風が車内に入らないよう密着するためにガラスランが付いています。
ガラスランはゴム製品のため、使用年数が経過すると劣化が進みます。
ゴムは劣化が進むと固くなる性質があるため、ドアガラスの開閉時に摩擦が発生し負荷がかかります。
また、ガラスランに付着している砂ホコリや雨水が滑りを悪くします。汚れは負荷となり、パワーウインドウが途中で止まる原因になります。
ガラスランが劣化している場合、手っ取り早く直す方法はシリコンスプレーを隙間に噴きつけることです。スプレーした箇所の滑りが良くなり一時的に解消します。
ガラスランの劣化が激しいときは、新品と交換が必要になります。ディーラーや整備工場で修理依頼すると、工賃込みで1万円~1.5万円程度になります。
2.ギアの摩耗
パワーウインドウの開閉は、「イギュレーター」と「モーター」の動きで稼働しています。
モーターの駆動をギアで伝達しイギュレーターを上下に動かしている仕組みで動いてますが、使用年数が経過するとギアが摩耗してしまうことがあります。
ギアが摩耗するとモーターの駆動を十分にイギュレーターに伝えることができずモーターが空転します。
パワーウインドウの開閉時にモーターの音が聞こえるのにドアガラスがしっかり開閉しない時は、ギアの摩耗している可能性が高いと言えるでしょう。
ギアが摩耗したときは、ギアの交換が必要になります。
3.モーターの劣化
モーターはパワーウインドウの動力源です。簡単に故障する部品ではありませんが、使用年数により劣化が進みます。
また、ガラスランの摩擦が大きくて強い負荷がかかるときやイギュレーターに不具合があるときはモーターに負荷がかかってしまいます。
モーターに負荷がかかりすぎると焼き付きなどの故障が発生することがあります。
モーターが劣化や故障した場合は寿命になるので交換が必要になります。交換費用は1万円~4万円程度になります。
4.バッテリー切れ
パワーウインドウの開閉は強い電圧が必要になるためバッテリーに負荷がかかります。
バッテリーが弱っている状態だと電圧を供給できずにパワーウインドウが正常に作動しなくなります。
バッテリーの交換時期は2万キロあるいは2年になります。慢性的にバッテリーが弱っている時はバッテリーの寿命になるので交換が必要になります。
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