車のエアコンを「ON」にすると異音がする!故障の原因と修理費用
エアコンから出る音の原因は、内部に付着したゴミが原因かもしれません。
原因がゴミでは無い場合、エアコン関連の部品の故障が考えられます。
「カラカラ」や「キュルキュル」と異音がする場合
エアコンのスイッチをONにすると、グローブボックス(助手席の前)から「カラカラ」、「キュルキュル」という音が出ますか?
その場合は、「ブロアファンモーター」の故障が考えられます。
ブロアファンモーターとは?
ブロアファンとは、送風機のことです。
エバポレーター(熱交換器)は、エアコンガスを通して「気化熱」を促しています。気化熱で冷えた空気を、ブロアファンモーターが車内に送風しています。
このブロアファンが故障してしまうと、エアコンのスイッチが「ON」になっていても送風できないため、エアコンが機能しなります。
ブロアファンモーターの故障は、完全に止まらずに不規則に稼働・停止を繰り返すことがあり、その時に異音が発生します。
ブロアファンモーターの修理と費用
ブロアファンモーターの修理は「新品交換」が一般的。
YouTubeなどでブロアファンを交換する方法がたくさんアップされているので、自分で修理することも可能です。
ブロアファンモータ-本体はAmazonなどで購入できます。本体の価格は5千円~1万円程度です。
ディーラーや整備工場に依頼した場合は、工賃込みで5万円程度です。
エアコン内部から「ブーン」と音がする場合
エアコンを「強」で付けたりすると、エアコン内部からモノが詰まったような音がしますか?
その場合は、ゴミがブロアファンモータに付着しているかもしれません。
ゴミは自然と取れる場合もありますが、いつになっても取れない時は、取り外して除去するしかありません。
自分で取れない場合はディーラーや整備工場へ依頼しましょう。費用は無料~数千円程度になります。
エンジンルームから異音がした場合
エアコンをONにしたときに「ギギギギ」という異音がしますか?
音がエアコンを「OFF」にすると消えて、かつ音がエンジンルームから聞こえる場合は、「コンプレッサー」の故障が考えられます。
コンプレッサーの故障の多くは焼き付きです。
高速道路の走行時など、エンジン回転が高い状態でいきなりエアコンをONにすると焼き付きが発生するトラブルが発生します。
コンプレッサーとは?
コンプレッサーとは、気化(蒸発)を圧縮して液化させるための装置です。
エアコン(冷房)は、液体が気化する時に奪われる熱を利用して冷やしています。
気化を液体にさせるには圧力を高める必要があり、その役目をコンプレッサーが担っています。
出典:豊田自動織機
コンプレッサーが故障した場合は、新品交換するのが一般的です。
あるいは費用を抑えるためにリビルド(既存の部品を取り外して洗浄し再び取り付けること)交換する方法もあります。
趣里費用は、工賃込みで5万円~10万円程度です。
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