車のエアコンの風が出ない?風量が弱い?5つの原因と修理方法
久しぶりにエアコンのスイッチをONにすると…風が弱かったり、風が出ないことがよくあります。
エアコンが使えないと夏場に地獄をみることになります!
エアコンの風量を最大にしても風がまったく出てこない5つの原因と対処方法を解説します。
暑いときにエアコンが効かないのは酷な状態ですよね。
エアコンが効かない定番の原因と修理方法をご紹介します。
「風が弱い」原因と対処方法
まずは風が弱い原因からご紹介します。
1.エバポレーターの汚れ
<出典:DENSO>
エアコンの風が弱い原因で最も多いのが、「エバポレーターが汚れている」ことです。
エバポレーターとは、冷却用の熱転換装置です。
エアコンガスを減圧することで蒸発を促し、蒸発による気化熱を利用して冷却をしています。
例えば汗をかくと体が冷えますが、これは汗が体の熱を奪って蒸発するからです。
この作用を気化熱を言い、エアコンのエバポレーターも同様の作用を促す装置です。
エバポレーターは冷やすときに結露水がたくさん出ます。
そのためチリやほこりが溜まりこびりついてしまいます。
数年の使用ではそれほど溜まることはありませんが、走行距離が10万kmや年式が10年落ちともなるとびっしりと溜まってしまいます。
エバポレーターの汚れを除去する
エバポレーターの汚れが原因でエアコンの風が弱くなっている場合は、汚れを除去することで解決できます。
アマゾンなどで「エバポレーター」と調べれると、専用のクリーナーが2,000円~4,0000円で販売されています。
ただし、自分で洗浄するのはあまりお勧めではありません。
エバポレーターのクリーナーは、薬品が強力なタイプなものが多いため、仮に洗浄残しがあると破損や故障の原因になる可能性があるためです。
また、エバポレーターの構造は複雑ですので、表面上はDIYで綺麗に洗浄できたとしても、中心部の汚れは取れていないことが多くるためです。
洗浄は、できればディーラーや洗浄の専門会社に依頼するのがお勧めです。
費用は2万円ほです。
2.エアコンフィルターの汚れ
エバポレーターの汚れのほかに、エアコンフィルターが汚れている場合も風が弱くなってしまう原因になります。
エアコンフィルターは、グローボックス(助手席の前)を取り外すと入っています。
ーカーでは1年に一度の交換を推奨している車種が多くありますが、こまめに交換するだけでエアコンの性能がグンと上がります。
フィルターの交換は非常に簡単で、慣れれば3分で終わります。社外品のフィルターも多く売られており、費用は1,500円~5,000円程度が相場です。
「風が出ない」原因と対処方法
つづいて風がまったく出ない原因をご紹介します。
3.ブロアモーターの故障
ブロアモーターは送風機の役目を果たす装置で、冷却あるいは暖めた空気を室内へ送風しています。
ブロアファンモーターが故障すると当然風が送られないことになります。
ただしブロアファンモーターの故障は稼働が遅くなるおというより停止することが多いため、故障の時は「風が弱い」よりも「風が出ない」ほうが実感としてあると思われます。
ブロアモータの交換は工賃込みで2万円~4万円です。
なお、パーツのみなら4,000円~10,000円ほどなので、自分で交換できれば安上がりです。
4.ブロアレジスターの不具合
ブロアレジスターは、エアコンを最適な風量、温度を調整するためのパーツです。
ブロアレジスターはエアコンに負荷がかかる夏場に故障しやすいパーツです。
コネクタの接触不良が主な原因ですが、日産車ではコネクタが放熱障害で溶けてしまうトラブルがよく見られます。
ブロアレジスターが故障した場合は、交換が必要になります。費用は1万円~2万円ほどです。
5.エアコンのヒューズが飛んだ
ヒューズは何らかの原因でショート(短絡)したときに、過電流を遮断するための部品です。
ヒューズBOXを確認し、エアコンのヒューズが飛んでいないか確認しましょう。
ヒューズはカーショップやアマゾンなどで100円~300円程度で購入できます。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
修理して乗り続けるのはコスパも良いですが、場合によっては売却して乗り換えたほうがお得なことも。
中古車は年式が1日でも低ければ低いほど査定に有利な傾向があります。少しでも「売りろうかな…」とおもったら、無料の一括査定の申込みも視野に入れましょう。
もし満足のいく査定額でなくても無理して売る必要はありませんしね。何より無料なので試してみる価値があります。
車を高く売る方法は「一番高く売れるお店を探す」に尽きます。
買取店によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも平均で13万円以上の差がでると言われています。
ただ正直なところ、一括査定は手間がかかるので、全ての人にお勧めはできません。時間は有意義ですからね。
私が愛車の日産ティーダを一括査定で売却したときは、ネット申込~売却まで3時間かかりました。
手間はかかりましたが、査定額が最も安いお店と比べて15万円高く売れました。
3時間で15万円を儲けたので、時給換算だと5万円。手間をかけた価値は十分あったと思います。
高く売るならまずはネット申込みから。
一括査定は、約1分の入力で数社の一括査定を無料で申し込むことができます。
複数社から営業電話が来るのがイヤ?
そんな方は話題の「ユーカーパック」がオススメ
車を高く売るには、一括査定が最もオススメです。
ただ申込後から出張査定のスケジュールを調整し、立会い⇒交渉する手間がかかります。
それに
・営業電話がたくさん来るのが嫌
・何社にも個人情報が流れるのが嫌
と、不安な方も多いですよね。
ユーカーパックは複数社の査定交渉も一手に引受けてくれるので、営業電話は無く、個人情報も拡散せず安心して利用できます。
ただし、全て丸投げ代行で楽な分、一括査定より高く売れません。
それでもディーラーへ下取りするより確実に高値で売ることができます。