水温警告灯が点灯する原因と対処方法
車のスピードメーターなどがあるインパネ部分に、ヨットの形や「H」や「C」と点灯したマークを見たことがありますか?
このマークは、「水温警告灯」です。
水温警告灯が点灯したときは、『エンジンにトラブルが起きる前兆』を警告しています。
水温警告灯が点灯したときの原因と対処方法をご紹介します。
水温警告灯が点灯する原因と対処方法
水温警告灯が点灯するのは、「水温」に異常があるためです。
水温とは冷却水の温度
「水温」とは「冷却水」の温度のことです。
冷却水はエンジンを冷やすための水。800℃近くにもなるエンジンを冷やすわけですから非常に高温です。
エンジンを冷やすために冷却水を循環させて、正常な温度になるよう制御しています。
高温になりすぎるとエンジンが破損する恐れがあるため、常にエンジンを冷やし続ける必要があります。
もし高温になりすぎるとオーバーヒートを起こします。
冷却水の適正温度は70℃~96℃
アナログ式の水温計は一般的に20℃~120℃を表示するようになっています。冷却水の温度の目安は次の通りです。
温度 | 状態 |
---|---|
0℃~40℃ | C(クール) |
70℃~96℃ | 正常 |
100℃~ | H(ヒート) |
水温警告灯は、適性温度を超えると点灯します。
エンジンを始動した直後は温まっていないため、「C」(クール)の表示がでます。
エンジンが冷えた状態で稼働させると、エンジン負担が大きく故障の原因につながることがあります。
エンジンは約3分~5分で温まりC(クール)の表示が消えます。
可能な限りC(クール)の表示が消えてから運転するのが最適ですが、3分~5分待てないときは…急発進や高速走行は避けて運転しましょう。
H(ヒート)の警告灯が出たらオーバーヒートに注意
「H」(ヒート)が点灯したときは、水温が100℃近くの状態なので正常ではありません。
そのまま走行を続けるとオーバーヒートを起こしますので、安全な場所へ停車しましょう。
エンジンが破損すると高額な修理費が必要になる
オーバーヒートする寸前の温度に近づくと、H(ヒート)の警告灯が出ます。これを見逃してしまうと、エンジンが破損してしまいます。
エンジンが破損した場合は構造的に修理が難しく、エンジン自体の交換が必要になるでしょう。
エンジン本体の価格も高額ですが、乗せ換えるための工賃も高額です。
車種にもよりますが、総額で20万円以上の修理費は覚悟が必要です。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
年式が高い車や走行距離が多い車は故障する確率が高くなります。修理費が高いと直すべきか悩みますよね…。
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