タイヤの溝は5mm以上あると買取査定でプラス評価される
車の買取査定では、車種や年式、走行距離が重要な評価基準になります。加えて、車の装備品や消耗品などの状態を個別に評価を行い加点、減点をつけます。
タイヤの溝は、5mm以上深さがあればプラス査定になる
新品のタイヤで7mm~8mmの深さがあります。約5,000km走行すると1mmタイヤがすり減るといわれています。新品のタイヤで走行して、およそ1万km~1,5万kmの走行だとプラス査定になる基準といえます。
平日は車に乗らなくて、土日のたまにしか乗らない方や、都市部の方は1年間で1万kmの走行距離が目安になるかとおもいます。全然走行しない人にとっても1年分しか乗れない計算になるので、タイヤの溝が「5mm以上」というのは新品に近い感覚ではないでしょうか。
なお、溝の深さが1.6mm~5mm未満だと、査定の評価はゼロ「0」点になります。1.6mmはスリップサインが出る溝の深さでタイヤの交換時期になります。1.6mmと5mmの溝の差は4.4mmで、走行距離でいうと約2万2千kmになります。
どうせ評価が0点なら、スリップサインぎりぎりの1.6mmまで走行した後に売却したほうがお得といえます。
ちなみに、1,6mm未満の場合は、マイナス査定になります。
タイヤの査定は1本ずつ行う
タイヤは1台につき4本ついています。査定では4本セットではなく、1本ずつ溝の深さを計測し加点、減点をつけます。
タイヤのプラス査定の基準
インチ | プラス査定 |
---|---|
19以上 | +8,000円 |
18 | +7,000円 |
17 | +6,000円 |
16 | +5,000円 |
15 | +4,000円 |
14 | +3,000円 |
13以下 | +2,000円 |
上の表のとおり、タイヤのサイズ〈インチ)によって、査定額が異なります。
例えば18インチのタイヤサイズの場合、4本とも溝の深さが5mm以上の場合、32,000円(7,000円×4本)のプラス査定になります。
前輪のタイヤは減りが早い
車はブレーキをかけたり曲がったりと、重心が前方に行く傾向があります。重心の負担でタイヤの摩擦が強くなるため、一般的に前輪が後輪より30%~50%減りが早くなります。
例えば走行距離に応じて前輪と後輪を交換(ローテーション)することで、タイヤの減りをバランスよくすることが可能ですが、どうしても均一にするのは難しいのが現状です。
そのため、タイヤの溝が5mm以上あると思っても、前輪の2本は5mm未満しかなく、査定が0点だったということもあります。
前輪のみタイヤを新品にすれば、プラス査定とすることは可能です。しかしプラス査定の評価額より、新品のタイヤの方が高いのは想像に難しくありません。
査定のために無駄な投資をする必要はなく、現状のまま査定に出すほうが最善の手段といえます。
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