モデルチェンジがあると査定に影響が出るので要注意
車は数年のサイクルでモデルチェンジを行います。一般的に国産車では、現行モデルから新しい車に作り替えたときを「フルモデルチェンジ」と呼び、CMなどでは「新型○○」や「全面改良」として宣伝されます。
一方、細かな部品や内装などデザインを変更したことを「マイナーチェンジ」と呼び「NEW○○」という表現がよく使われます。
ホンダのフィットの場合、2001年に発売されてから2007年でフルモデルチェンジがされました。そして2004年と2013年にマイナーチェンジを行っています。モデルチェンジでちょっとずつ全体に丸みがでてきて、ライトやエアロがシャープになってきたのが分かります。
フルモデルチェンジは新しい車を作り替えたと称しても車体の骨格まで変わることはありません。骨格の製造ラインを変更するのはコスト的にも大きいためです。
フルモデルチェンジをしなくなれば生産中止を迎えることになります。メーカーはモデルチェンジを行うことで、競合メーカーとの競争力を維持して売り続けるために行うための一戦略です。
モデルチェンジの時期
車種の売れ行きなどに左右されるため、明確なモデルチェンジの時期は決まっていませんが、2~3年のサイクルでマイナーチェンジをしているのが一般的です。フルモデルチェンジはマイナーチェンジの倍の期間で5~6年のサイクルがおおよその目安です。
車を購入するときや、売却するときはモデルチェンジの時期を把握することが非常に重要です。
モデルチェンジが行われると、車の価値は大幅に下がることになります。モデルチェンジが確定した段階でチェンジ前の車を購入すれば安く購入できるためお得ですが、知らずに定価同然で購入するととても損をしてしまいます。
車を売るときもモデルチェンジが確定した段階で、査定額が一気に下がります。下落率はマイナーチェンジは比較的軽微ですが、フルモデルチェンジは大幅に下がりますので注意が必要です。
モデルチェンジの時期を教えてもらえるか?
モデルチェンジは買うとき売るときいずれも重要な情報なので、いち早く知りたいのは誰もが思うことです。
一番確実なのはディーラーに聞くことですが、お得意様でない限り通常はモデルチェンジ発表の1か月前から教えてもらえることが多いようです。1か月前に仮カタログなどが届いていることが多いので確認してみることをお勧めします。
ただしディーラーにとってもモデルチェンジすることで在庫を抱えるのは本意ではないのが本音です。(笑)できればモデルチェンジのことを言いたくないため、基本的に聞かれないと答えてはくれないケースがよくあります。
このあたりが微妙なラインですが、過去の判例でこの手の情報を隠して商談することは違法と判決がでております。教えてくれるのは1か月前が目安になります。
雑誌やウエブにも多くの情報が出ていますので、あわせて参考にされることをお勧めします。
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