車のエアコンガスの補充は「その場しのぎ」の対策でしかない!
エアコンの効きが良くないとき、すぐに思い浮かぶ原因は「エアコンガスの漏れ」ではないでしょうか?
ガソリンスタンドやカーショップでエアコンガスの補充を勧誘されることがよくあり、依頼をした経験を持つ方も多いでしょう。
しかし、エアコンのガスは通常、補充しなくても良い構造になっています。家庭用のエアコンも、カーエアコンと同じ原理ですが、オイルを補充する例は聞いたことがありません。逆に、ガスを補充することで、エアコンが故障する可能性が高くなるので注意が必要です。
エアコンガスが漏れるのは亀裂などが原因
エアコンの冷房の原理は、まず最初にエアコンガス(冷媒)をコンプレッサーで圧縮し液体にするところからはじまります。液体になった冷媒をエバポレーターとよばれる熱変換装置で気化され、周りの熱を奪って冷却を行います。
これら工程の配管は密閉された空間を流れているため、通常、エアコンガスの量は減ることはありません。ガスが減るということは、配管のどこかに亀裂や穴が開いていることが原因で漏れてることを意味します。
エアコンガスが漏れている場合、補充することで一時的にエアコンの効きが回復します。しかし漏れている個所を修復しない限り再びガスが漏れてしまいます。補充は「その場しのぎ」の対策でしかないのです。
ガスが漏れているか確認する
出典:AXEL
ガスが漏れている場合、漏れる量は微量であることがほとんどです。そのためエアコンのコンプレッサーにある「サイトグラス」で残量を確認することで、微量の漏れでもしっかり確認ができます。コンプレッサーはボンネットの中にあります。
サイドグラスに見えるガスがボコボコと気泡がたくさん見える状態だと、間違いなくガスが不足しています。透明で大きな泡が浮いている場合はガスが詰まっている状態です。
オイル残量が適正なのは、「オイルが透明、またはたまに気泡が見える状態」です。ガソリンスタンドなどでガスの補充を勧められたとしても、日頃からサイトグラスをチェックしていれば店員の話に乗せられずに済みます。
ガス漏れの修理費用
ガス漏れの箇所によって修理方法が異なり費用も差が出ます。
例えば、コンプレッサーのシールから漏れている場合は、コンプレッサーの交換が必要になります。交換費用は5万円~10万円程度になります。
パッキンの交換は1万円~3万円程度必要になります。なお、ガスの補充は4千円~5千円程度になります。
修理費が高い場合は乗り換えも検討する
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