車を「下取り」で高く売る方法とは?
下取りとは、新車、あるいは中古車を販売するお店(ディーラー)で車を購入するのと引き換えに今まで乗っていた車を買い取ってもらうことをいいます。
買取専門会社による「買取」は車を現金で買取って業者オークションへ出品(転売)することで利益を上げています。
一方、下取りを行うディーラーは、転売が仕事ではなく、あくまで車を買ってもらうのが仕事です。そのため、傾向として買取より下取りの方が査定金額が低くなってしまいます。
「下取り」の3つのメリットとは?
1.新しい車が納車されるまで面倒な手続きが無くて楽ちん
今乗っている車を売却するときは諸手続きに多くの労力を要しますが、下取りではディーラーが面倒な手続きとあわせて行ってくれるのでとても手軽です。
2.納車まで今乗っている車を乗り続けられる
買取の場合、日が経つにつれて査定金額が変動するため即買取を行うのが原則です。納車まで数か月ある場合で、通勤などに車が必要なときなどは安心できます。
3.新車の値引きができない分を、下取り価格でカバーしてくれることも。
人気の無い車種や傷が多い車など買取では良い査定金額が出ない場合でも交渉次第で上回る金額ができる場合があります。
「下取り」の3つのデメリットとは?
1.下取りで買取以上の高値での売却は期待できない
買取では市場の相場をリアルタイムで査定し買取価格に反映しているのに対して、下取りは「転売」を考慮していません。考慮していないということは在庫になるなどのリスクを背負っています。もちろん損はしたくないので、その分下取り価格も低めに設定されています。
2.下取りの価格が不透明
ディーラーは車を売るのが商売ですので、下取りはサービスにすぎません。一度下取りをしてみるとわかりますが、実際下取り価格がいくらか不透明なケースがほとんどで、新車の価格と下取り価格をセットにされてしまい
曖昧になってしまいます。
「下取り」で高く売るための4つのポイント
1.今乗っている車のメーカ系列のディーラーで売る
次に乗りたい車が同じメーカーであることが条件になりますが、同系列で下取りしたほうがサービスが良く高値で下取りしてくれる傾向にあります。
2.新車の価格と下取り価格を別々に見積もらせる
ディーラーの営業マンは見積もりの際にお得に見えるよう、下取り価格を曖昧にして新車の値引きとセットにして金額を提示します。
最初は下取りの話は出さずに、新車の値引き交渉のみ行う。これが鉄則です。交渉の末、ここが底値と思える段階で下取りの交渉を行います。
3.買取に見積もりを依頼する
ディーラーの下取り価格をもらった段階で、買い取り専門店へ査定を依頼します。2~3社査定を依頼して一番高く買い取ってくれるところを探します。
4.納車ぎりぎりまで今乗っている車に乗る
ほぼ間違いなく下取り価格より買取価格が高値になります。納車のタイミングが合えば、納車のタイミングで買取店にて売却するのが一番得するコツです。
事前に下取り価格をカンタン調査をする。
多くのディーラーで同じような価格になってはいるのですが、やはり自社メーカーの車の方が若干 下取り査定額が甘いと考えて良いと思います。
■トヨタ下取りチェック
http://toyota.jp/service/tradein/dc/top
■日産下取りチェック
■スバル下取りチェック